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【日本代表】森保一監督の言葉から読み解くパラグアイ戦スタメン予想、「ブラジル戦でベストメンバー」。4-3-3継続、鎌田大地インサイドハーフで起用へ

キリンチャレンジカップの日本代表VSパラグアイ代表戦、「森保監督の言葉から読み解くスタメン予想」。(C)SAKANOWA

菅原由勢の抜擢、伊藤洋輝のデビューは!? 

[キリンチャレンジ杯] 日本代表 – パラグアイ代表/2022年6月2日19:00/札幌ドーム

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が6月2日、4連戦の初戦として北海道・札幌ドームで「キリンチャレンジカップ2022」パラグアイ代表と対戦する。カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を経て最初の活動で、世界と対峙する“本番”に向けた一歩目となる。

 FIFAランキングは日本23位、パラグアイ50位。

 日本代表の森保一監督は試合前日の記者会見に臨み、「最終予選を終えたあとの最初の試合。最終予選で出た成果と課題を整理し、さらにW杯に向けて、個と組織の力を上げ、目の前の勝利を目指し、次につながる内容のある試合にしたいと思います」と語った。

 今回は主力のうち、大迫勇也(ヴィッセル神戸)、酒井宏樹(浦和レッズ)が欠場。また、メンバーに招集されているものの、冨安健洋(アーセナルFC)、守田英正(CDサンタ・クララ)は負傷明けのためパラグアイ戦には間に合わない。

 この時点で主力4人を欠き、また、週末のJリーグでプレーした選手、UEFA欧州チャンピオンズリーグ決勝にメンバー入りしたリバプールFCの南野拓実など直前に合流した選手についても、ここでは無理をさせない可能性が高い。指揮官はブラジル戦でベストメンバーを組みたいという“構想”も明かした。

 また、システムについては次のように語っている。

「最終予選では選手を固定してきましたが、彼らはもちろん力を持っています。ただ日本代表には他にも力のある選手がたくさんいます。そこはケガ人が出ても変わらず、いろいろな選手を試せていけると思っています。システムは、人がいないから(変える)とは考えていません。違った形は状況を見てやっていきたいと思います」

 このキリンチャレンジカップ2試合は、4-1-4-1(4-3-3)になりそうである。ただ、この2週間の間に4-2-3-1、さらに3バックの採用もあり得るということだ。

 守田不在のインサイドハーフには、UEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝を果たしたアイントラハト・フランクフルトの鎌田大地の起用が見込まれる。左ウイングは浅野拓磨(VfLボーフム)、あるいは三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)か――そろそろ三笘のスタートからのプレーも見てみたいとこではある。センターフォワードはスコットランドでのリーグ制覇など“結果”を残した、セルティックFCの古橋亨梧が有力視される。

 そして右サイドバックはオランダで成長著しい菅原由勢(AZアルクマール)の抜擢もあるか!? また初招集の伊藤洋輝(VfBシュツットガルト)のデビューなるかも注目の一つだ。

 CF、左ウイング(左MF)、右サイドバック、左サイドバックなど、主力選手が“確固たる地位”を築けているとは言えない状況になりつつある。このパラグアイ戦、主力の座を掴み取るぐらいの選手の台頭が期待される。

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