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【リバプール】遠藤航がビルバオ戦でフル出場。現状CBの「3番手」だが…

遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

イサクの獲得オペレーションが注目を集めるなか、新戦力獲得も噂される。

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCは8月4日、スペイン1部アトレティコ・ビルバオと2試合のトレーニングマッチを行い、4-1、3-2と連勝を収めた。日本代表の遠藤航(Wataru ENDO)は2試合目にセンターバックとしてフル出場した。

 1試合目が若手とサブの機会の多い選手、2試合目が主力組がメインの構成に。日本から戻っての最初の実戦で、キャプテンのフィルジル・ファン・ダイクは出場していない。

 アレクサンデル・イサクの獲得オペレーションが注目を集めるリバプールだが、アルネ・スロット監督はCBの起用について様々な模索をしている。

 ファン・ダイク、イブラヒマ・コナテのコンビが今季も軸になるが、しかし続くジョー・ゴメスがアキレス腱を傷めて離脱してしまった。遠藤はコナテと組み、そして1試合目ではアンドリュー・ロバートソンと、本来主戦場ではないタレントがCBでフル出場。18歳のトレイ・ナイオニも45分間プレーしている。

 今季これまで、スロット監督のもと不動のボランチに成長したライアン・フラーフェンベルフも最終ラインに入り、さらには3バックもテストされている。

 そうしたなかビルバオ相手に勝利に貢献した遠藤は、改めて評価を得られたと言える。現状ではCBの「3番手」か。

 ただ、やはり遠藤が最終ラインに入る場合は、その持ち味を生かして球際で勝り一気にチャンスへ持ち込むなど、より相手を押し込みたい相手やシチュエーションなどになるか。高さ、パワー、スピード……総合的に見た場合、スロット監督がどのような判断を下すのか注目される。

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 リバプールはクリスタル・パレスFCのマルク・グエイ、ブレントフォードFCのネイサン・コリンズに興味を持っていると現地では報じられている。