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【採点】パリ五輪男子サッカー パラグアイ戦│三戸舜介はじめ7選手に最高評価「5」、ほぼ全員高評価。及第点「3」は二人のみ

[MAN OF THE MATCH]三戸舜介(日本代表)

守備面で課題も、口火を切るビッグプレーを見せた大畑歩夢も高評価。

[パリ五輪 D組 第1戦]日本代表 5-0 パラグアイ代表/2024年7月25日2:00(現地24日19:00)/スタッド・ドゥ・ボルドー

 パリ・オリンピックの男子サッカー・グループステージD組の初戦、日本代表(U-23日本代表)が三戸舜介と藤尾翔太の2ゴール、山本理仁のミドルで、パラグアイ代表に5-0の勝利を収めた。一方、早々に相手へ一発レッドカードが出たファウルで、平河悠が足首を傷めて負傷交代を余儀なくされた。

 パリ五輪サッカー男子日本代表のパラグアイ戦での選手採点は次の通り。通信簿にちなんでの5段階評価。

◎採点の見方
ポジション
背番号 選手名 採点
寸評
※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上

【先発出場】
GK
1 小久保玲央ブライアン 4
DF陣との連係も良く、スペースを丁寧に消しながら自らの間合いに持ち込み無失点。

DF
4 関根大輝 4
激しいバトルで一歩も引かず、早めのチェックで起点をつくらせなかった。

5 木村誠二 5
常にまず一歩前へボールを持ち出すのは好印象。自然とチームが前向きになる。

15 高井幸大 5
192センチある19歳、ボール奪取から先制点の起点に。”大器”の予感を感じさせた。

16 大畑歩夢 5(▼80分)
守備面では立ち上がりなどヒヤリとしたが、日本の突破口となってマイナスのクロスで三戸の先制点をアシスト。まさに口火を切ったビッグプレーを高く評価したい

MF
8 藤田譲瑠チマ 5
オーバーエイジを採用しなかったことで、より“ジョエルのチーム”という印象を強くさせる。数的優位に立てたことで、彼のパスから全員のいいところ(特長)を引き出せたのは、初戦とあってプラス材料に。

7 山本理仁  4 (▼73分)
対戦相手が激しく対応してくるなか適応し、自身が輝く術を見出してきている。この日はミドル弾。試合ごとに新10番・斉藤と息が合ってきている。

14 三戸舜介 5(▼73分)【MAN OF THE MATCH】
見事な2ゴール。チームの狙いを理解したうえで、パラグアイが困る、嫌がるポジションを取り続けた。連戦を見据え、早めに交代できたのも良かった。

FW
10 斉藤光毅 5(▼73分)
魔法のような技を連発し、しかも3ゴール演出。申し分のないパフォーマンスだった。もう少しチームプレーもほしい、と思う局面もあったが……。その”前振り”から、相手を引き寄せ山本弾を引き出した。クレバー。

11 細谷真大 4
ゴールがほしかったに違いないが、細谷が最前線にいたからこその大勝劇でもあった。先制点は相手DFをブロックして三戸のコースを作り出し、引いて何度も起点となり藤尾の5点目をアシストした。

17 平河悠 4(▼34分)
右から一人で崩せるのは日本の大きな武器だった。なかなか主審がファウルを取らない傾向にあったなか……23分に足首を削られて負傷交代。そのあとプレー続行不可能に。VARで相手が一発退場になったとはいえ心配だ。

【交代出場】
MF
18 佐藤恵允 3(△34分)
惜しいシュートを放ち、開いたポジショニングから山本弾の起点になった。ただ、数的優位ながら流れを切ってしまう場面が目立った。

MF
9 藤尾翔太 5(△73分)
右MFに入り(佐藤が左へ)彼らしいダイナミックさを感じさせるプレーで、しっかり「結果=2ゴール
」を残した。得点王、狙えるぞ!

MF
6 川崎颯太 4(△73分)
日本にさらなるエネルギーをもたらした。切り替えの早さも光る。

MF
13 荒木遼太郎 3(△73分)
狭い局面を打開する怖さは発揮。戦列に復帰したばかりで、今回は試運転と言えたか。

DF
3 西尾隆矢 ―(△80分)
今後を見据えての左サイドバック起用に。この先の先発起用もありそうだ。

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