×

夏の移籍市場最終日。ウエスカが岡崎慎司を調査。登録問題いまだ未解決…

岡崎慎司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

33歳のストライカーはマラガでのプレーを望む。

 スペインの夏の移籍市場の最終日となる9月2日、いまだ選手登録できずにいる岡崎慎司の問題が解決へ向かうか――。

 マラガの地元紙『ラ・オピニオン・デ・マラガ』とアラゴン州のスポーツメディア『スポーツ・アラゴン』は先週末、スペイン2部のSDウエスカが、選手登録を終えられずにいる岡崎慎司について、同リーグのマラガCFに問い合わせをしていると報じた。何かしら”突破口”を見出すことができるだろうか?

 岡崎の獲得を発表したマラガだが、UEFA(欧州サッカー連盟)の定めるファイナンシャルフェアプレー違反により、ラ・リーガ(スペイン1部リーグ)に追加の選手登録をできずにいる。これまでマラガは複数選手の放出を決定してきたものの、岡崎の選手登録について、何かしらの正式発表はないままだ。

 そんななか、『スポーツ・アラゴン』によると、前線のタレント獲得を検討していたウエスカからマラガに問い合わせがあり、8月30日の時点で「話はテーブルの上に乗って動き出している」と伝えていた。

 また、『ラ・オピニオン・デ・マラガ』は、ウエスカの他にも岡崎に関心を示しているというクラブがあるとも伝えている。

 ただ、岡崎はあくまでもマラガでのプレーを希望しているという。ただ、この夏の選手登録が間に合わなければ、冬の移籍市場が開く来年1月まで待たなければならないこともあり得るという。

 ウエスカは昨季、悲願である初の1部リーグ昇格を果たした。しかしシーズン19位に終わり、わずか1年で2部リーグに降格した。1部リーグ復帰を目指す今季、これまで2勝1敗で暫定5位につけている。

 マラガは9月1日、アウェーでジローナFCに0-1で敗れ、リーグ1勝1分1敗となった。

 33歳の日本代表ストライカーはスペインでのプレーを望んでいるという。マラガへの登録完了なるか、それとも新天地を求めることになるのか。

関連記事:【日本代表】岡崎慎司のFW魂を伝授された北川航也「追いかけていくだけ」

[文:サカノワ編集グループ]

Topics:Is SD Huesca considering Shinji OKAZAKI as a new member?