【移籍】レアル・マドリードが久保建英の「最新情報を注視」
スタッド・レンヌとの練習試合に出場したレアル・ソシエダの久保建英。写真:Ricardo Larreina/アフロ
プレミアリーグ勢は6000万ユーロ以下を希望、ペレス会長の判断はいかに!?
スペイン1部レアル・マドリードが、同リーグのレアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英(Takefusa KUBO)の「最新情報を注視している」という。
スペインメディア『デフェンサ・セントラル』は8月3日、「レアル・マドリードは久保建英を歓迎している」と題したレポートを掲載。マドリードは2019年夏、FC東京からフリートランスファーで久保を獲得。その後、RCDマジョルカ(二度)、ビジャレアルCF、ヘタフェCFへのレンタルを経て、日本代表レフティは2022年夏にレアル・ソシエダへ完全移籍した。移籍金は650万ユーロ(約11億円、当時9億円)と抑えられ、マドリードは実質50パーセントの権利を得た。
久保が新たにステップアップする場合、マドリードは移籍金の半額を得られることになっている。そして、これまで移籍金は6000万ユーロ(約102億円)に設定されてきたと見られる。
ただし最近は久保獲得へ、3000万ユーロ(約51億円)や4000万ユーロ(約68億円)であれば、具体的に検討したいという話がちらほら聞かれるようになっている。すると同メディアは18歳という若さで久保をフリーから獲得できただけに、6000万ユーロの半額である3000万ユーロ以下であっても、「1800万ユーロ(約30億円)から2000万ユーロ(約34億円)」を得られればプラスになると捉えていると、報じている。
とはいえ、もしも実際に設定額が下方修正されれば、他クラブが動く可能性も出てきそうだが!? エバートンFCも興味を示していると言われる。
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そういったプレミアリーグを中心とする各クラブの最新の動向や情報を、フロレンティーノ・ペレス会長らマドリード陣営も「注視」しているそうだ。