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【移籍】久保建英はエバートンが狙う3候補者の一人。マリック・フォファナ、さらに…

レアル・ソシエダの久保建英。写真:YUTAKA/アフロスポーツ

ロマーノ氏、久保サイドにエバートンから「問い合わせがあった」。

 イングランド・プレミアリーグのエバートンFCが今夏、スペイン1部レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英(Takefusa KUBO)の獲得を検討している。候補は久保を含めて3人で、最優先はオリンピック・リヨンのマリック・フォファナ(Malick Fofana)だという。もしかすると、この中からW獲得もあり得るか。

 エックス(旧ツイッター)のフォロワー数2559万人を超えた移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノが7月30日、エックス(@FabrizioRomano)でレポートした。

 エバートンはフォファナの「最終決定を待っている」状況だという。しかし、条件提示を受けている20歳のベルギー代表FWは、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場クラブでのプレーを希望しているそうだ。フォファナは「左ウイング」を主戦場にしていて、右ウイングにもオプションで対応できる。

 ロマーノ氏はさらに「アサン・ディアオ(コモは今夏すでにオファーを一度断っている)と久保建英の両方に問い合わせを行っている」と、コモ1907の19歳ウインガーと久保サイドにも、すでに接触をとっていると伝えているのだ。

 ディアオも左サイドを主戦場にしている。

 この中で右ウイングを主戦場にしているのは久保だけだ。フォファナとディアオは若手であり、もしかすると久保は即戦力の“別枠”で検討されているか!?

『チーム・トーク』は7月21日時点で、エバートンのデイヴィッド・モイーズ監督が右ウイング(右MF)の補強を進めていて、久保サイドに「獲得を打診した」と報じていた。ただし、「複数の候補がいるなか、久保を最優先のターゲットとしている」ということだった。

 レアル・マドリードが実質50パーセントの権利を持つ久保には、6000万ユーロ(約103億円)の移籍金が設定されていると言われる。売却に成功した場合、その半額をレアル・マドリードが受け取れる。

 ただし、エバートンは「4000万ユーロ(約68億円)程度」で、レアル・ソシエダからの獲得を目指していると伝えていた。

 1年前にはリバプールFCへの移籍が噂されたもののオファーには至らなかった。一方、レアル・ソシエダとは2029年6月までの長期契約も結んでいる。ソシエダとしては、簡単に手放すつもりはない。

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 これまでFCバイエルン・ミュンヘン、アトレティコ・マドリード、SSCナポリも久保獲得の噂に浮上している。果たしてこの夏、24歳のレフティは“決断”を下すのだろうか!?