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【清水】ドウグラスが復活の2ゴール「悪い流れの後、必ずいい流れが来る」

清水のドウグラス。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

暫定ながら最下位脱出。不整脈を乗り越え2試合連続ゴール!

[J1 13節] 清水 4-3 仙台/2019年5月25日/IAIスタジアム日本平

 清水エスパルスが4-3でベガルタ仙台との撃ち合いを制して、篠田善之監督の就任後、ホームで初の勝利を収めた。チームとしては5試合ぶりの勝利。

 清水は暫定ながら、最下位を脱出し15位に浮上している。

 ドウグラスは前節の大分トリニータ戦(△1-1)に続く2試合連続ゴール。開始5分、金子翔太の高速クロスに強烈なジャンプヘッドで1-1に追いつくことに成功。そして両チームともに点を奪い合い、3-3で迎えた89分、北川航也のクロスに、今度はすらしてコースを突く技ありヘッドで決勝点をもたらした。

 今シーズン初の2得点で、チームに勝点3をもたらした。同時に不整脈の治療で合流が遅れたエースストライカーの完全復活を、しっかりホームで印象付けた。

 ドウグラスは試合後のヒーローインタビューで、サポーターに熱く呼びかけた。

「厳しい試合でしたが、みんなの力で勝利を収めることができました。チームメイト、サポーター、スタッフ、全員の勝利です。ここからも厳しい戦いが続きます。皆さんの力を貸してください」

 そして、この「流れ」が来ると信じていたと強調した。

「悪い流れの後、必ずいい流れが来ます。みんなそれを信じてトレーニングを積んできました。何よりここからサポーターの皆さんの力が必要になります」

 ドウグラスがチームとともに、勢いに乗っていきそうな気配を放つ。相手チームには間違いなく脅威の存在となる。

 次節は6月1日18時から、アウェーで松本山雅FCと対戦する。

文:サカノワ編集グループ

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