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浦和メチャクチャ3年連続監督解任。『組長』大槻毅監督が再登板

浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

オリヴェイラ監督と契約解除。

 浦和レッズは5月28日、オズワルド・オリヴェイラ監督との契約を同日付で解除したと発表した。ルイス・アルベルト・シルバヘッドコーチ、アレックスコンディショニングコーディネーターとの契約も解除した。代わって大槻毅(おおつき・つよし)氏が監督に就任する。昨季、堀孝史元監督からオリヴェイラ氏に引き継ぐ間に暫定監督を務めていた。

 大槻監督は、1972年12月1日生まれの46歳。宮城県仙台市出身。現役時代のキャリアは仙台二高―筑波大―ソニー仙台FC。現役引退後、2004年から浦和の強化本部スタッフとして従事。06年からコーチとしてリーグ初優勝、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に貢献。その後、2011年にベガルタ仙台のヘッドコーチとしてリーグ4位になり、2012年に浦和レッズに復帰。

 2013年からは浦和レッズの育成ダイレクター兼ユース監督を務め、Jユースカップ優勝やプレミアリーグ昇格などを果たす。2018年4月から暫定的にトップチーム監督を務め、チームを立て直した。

 先週はACLのグループステージ最終節で北京国安に3-0の快勝を収めて、決勝トーナメント進出を果たした。しかし26日のJ1・13節のサンフレッチェ広島戦に0-4で敗れ、リーグ4連敗を喫していた。

 フロント体制が崩壊状態であることを痛感させる、2017年のミハイロ・ペトロヴィッチ氏(現・北海道コンサドーレ札幌監督)、昨季の堀氏(現・ジェフユナイテッド市原・千葉コーチ)に続く、3年連続での監督解任劇となった。

文:サカノワ編集グループ

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