遂にケルン紙も報じる「ポドルスキが神戸での時間を終えメキシコに移る?」
神戸のルーカス・ポドルスキ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
ポルディの”地元”でも関心事に。シーズン後ではなく今夏にも!?
ヴィッセル神戸のFWルーカス・ポドルスキがこの夏にもメキシコ1部のリーガMXのCFモンテレイへ移籍!? その話題がドイツでも話題を集めている。6月4日にはポドルスキがクラブとともに一時代を築いたケルンの地元紙『ケルナーシュタット・アンツァイガー』が、「ポドルスキが神戸での時間を終えメキシコに移る?」と題し、詳しくレポートしている。
記事では、Jリーグが終わる2019シーズン末ではなく、「ポドルスキは間もなくメキシコでサインする可能性がある」と伝えている。6月4日に34歳の誕生日を迎えた元ドイツ代表ストライカーは2020年1月まで神戸と契約を結んでいるものの、今夏の移籍も可能だとして、国際担当の仲介人(代理人)がモンテレイからのオファーを受け取ったというのだ。
また、神戸でのアンドレス・イニエスタへのキャプテン遷移、チームの低迷などを踏まえ、いずれにせよ「ポドルスキは神戸と新たな契約更新はしないでしょう」と見通しを示す。一方、神戸はアーセン・ベンゲルと監督就任に向けて交渉中だということにも言及。ポドルスキはアーセナル時代、82試合31ゴール・17アシストを記録。「ポドルスキはそのフランス人指揮官から薫陶を受けてきたが」とも触れている。ベンゲル氏の監督就任と”鶴の一声”が、残留や引き留めへの条件になるか。
一方、メキシコの報道では、モンテレイのクラブ役員が間もなくポドルスキと直接交渉すると伝えている。「2014年にケレタロFCでブラジル代表ロナウジーニョがプレーして以来の衝撃だ」と報じるメディアもある。
神戸は現在、J1リーグ4勝2分8敗で11位。8連敗のあと、1勝1分と調子を取り戻す。チームは6月6日までJ-GREEN堺でミニキャンプを行い、このあと神戸に戻り、6月15日の15節、味の素スタジアムでの首位・FC東京戦に備える。
文:サカノワ編集グループ