ファンはやきもき。イニエスタの「チーム」の写真にポドルスキが…
神戸のアンドレス・イニエスタ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
充実ぶりを物語るミニキャンプを終えた全選手の笑顔。しかしそこに――。
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが6月6日、自身のSNSに(アカウントはツイッター、インスタグラムともに @andresiniesta8)「チーム」という一言とともに、この日大阪府にあるJ-GREEN堺でのミニキャンプを終えたあとの全選手とスタッフの集合写真をアップした。3日間の短期集中のキャンプの充実ぶりを物語るように、選手たちは皆、とても清々しい笑顔を浮かべ、その一枚に収まっている。
ただ、コメント欄には、ふとした多くの疑問の声も数多く綴られている。
そのなかに元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの姿がないのだ……。
日本国内のみならず海外からも「いいチームだ!」「素敵な写真」などと書き込みがある一方、「ポルディは?」「ポドルスキはどこだ?」といった指摘がされている。
このミニキャンプのスタートと重なる頃に、メキシコの1部リーガMXに所属するCFモンテレイからポドルスキにオファーが届いているというニュースも飛び込んできた。メキシコの複数の地元紙では、数日中にもクラブ役員とポドルスキが直接話し合うとも伝えていた。
ポドルスキは今シーズン末まで神戸と契約を結んでいる。その後を含めた動向が注目されてはいた。ただ、今夏の移籍もあり得るということか?
そしてメキシコではSNSを中心に、2014年のワールドカップ優勝メンバーである、6月4日に34歳の誕生日を迎えた元ドイツ代表のスナイパーを”歓迎”するムードが高まっている。
神戸でのキャプテンの座は降りたものの、ポドルスキは「また違った立場から考えを伝えて貢献したい。チームに対する責任はこれまでと何も変わらない」と語っていた。6月1日にはSNSのツイッター( アカウントは @Podolski10 )で一時入院していた様子を伝えていたが、その心配な体調やコンディションを含めてポルディからの新たに動静を伝える発信が待たれるところだ。
文:サカノワ編集グループ