壮絶ドロー!川崎は11試合負けなしもホーム3戦連続ドロー。札幌3試合負けなし
川崎の小林悠。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
鈴木武蔵がPK、小林悠が同点弾!
[J1 15節] 川崎 1-1 札幌/2019年6月14日/等々力陸上競技場
川崎フロンターレ対北海道コンサドーレ札幌の全員攻撃・全員守備を掲げる両者の対戦は、ともに譲らず1-1で引き分けた。最後まで全員が集中力を絶やさぬ好ゲームとなった。
立ち上がりから目まぐるしく主導権が入れ替わる攻防のなか、25分、長谷川竜也が倒されて得たPKをレアンドロ・ダミアンが失敗……。札幌のGKク・ソンユンに止められてしまう。
すると37分、今度は札幌のジェイが後方からジェジエウに蹴られた(倒された)として、PKを獲得。これを鈴木武蔵が決めて、アウェーチームが先制に成功した。
川崎は後半開始から小林悠を投入。この交代策が奏功し、猛烈なラッシュで札幌ゴールに襲い掛かる。迎えた69分、家長昭博の高速クロスを小林がねじ込み、ついにホームチームが同点に追いつく。
その後も川崎が攻め続けたが、一方の札幌も負傷から復帰したアンデルソン・ロペスが脅威を与えるというスリリングな展開に。
最後は小林のフリーのシュートが決まったかと思われたが……わずかに枠の外にはずれる。
結局、試合は1-1の引き分けに終わった。
川崎は11試合負けなしだが、ホームで3試合連続の引き分け。一方、札幌は3試合負けなし。
文:サカノワ編集グループ