【Jリーグ】順位付けが難問に。勝点、勝利数、勝率?1クラブ50%、リーグ全体75%以上の試合消化で大会成立

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サカノワスタッフ

横浜FMは連覇なるか。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

実行委員会で合意。消化試合数にバラつきがあった場合どうするか?

 公益社団法人・日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の合同実行委員会が3月27日に行われ、新型コロナウイルスの感染拡大によって中断しているJリーグの再開に向けて、2日前の合意を受けて、詳細にわたる確認と詰めの作業を行った。そのあとウェブでのメディア向けブリーフィングが行われ、「試合日程」「競技の公平性」「観戦環境対策」「財務対応」の各プロジェクトリーダーの説明と質疑応答が行われた。

 今回は試合数に関して、「1クラブ50パーセント以上」、「リーグ全体で75パーセント以上」を実施した場合、「成立」することで全クラブが合意した。今後、Jリーグの理事会に諮られ最終決定する予定である。

 つまり、J1リーグであれば、1クラブ17試合がノルマに。加えて、あるチームが100パーセント近く実施するなど、リーグ全体の75パーセントの試合を実施した場合、2020シーズンのコンペティションとしての「成立」を認めることにするという。

 つまり、前提は全チーム全試合の実施を目指すものの、状況によっては、チームごとに消化試合数の隔たりが生じる可能性があるのだ。

 原則的には、勝点、勝利数が優先される。ただし仮に消化試合数に差が生じた場合(例えば消化試合数が少ないものの好成績を残しているチームが出た場合)、どのように順位付けをするのか。そのあたりが今後の検討課題となった。

 現在の新型コロナウイルスの国内の感染状況を考えると、リーグ再開自体が再び厳しい状況になってきている。ただ、状況は読めないものの、今後状況が好転すれば、夏や秋口以降、試合が組みやすい状況になることも予想される(逆に再び悪化することももちろんあり得るが……)。

 そういった場合、リーグごとに試合数を揃える努力をするのか(例えば、全チーム30試合消化を目指すのか?)、それとも試合数のバラつきがあってもリーグ成立を目指すのか(例えば、あるチームは全34試合、あるチームは25試合消化など隔たりがあっても各チームが突き進むのか?)。

 消化・未消化のカードによって優位・不利も生じる。勝率なども加味するのか。そのあたりの詳細は、リーグが動き出してから、あるいはシーズン終盤に詰めても遅くはないかもしれないが、特に昇格の懸かるJ2、J3リーグで全チーム納得のいく合意を図れるかが大切になる。

 J3は4月25日、J2は5月2日、J1は5月9日に再開を目指す。4月8日にも新たな日程がまとめられ、その後、発表される予定となっている。

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[文:塚越 始]

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