村井チェアマン「Jリーグ3月18日再開」の方針変わらず強調。歴史的!プロ野球と新型コロナウイルス対策で連携

NPBの斉藤惇コミッショナー(左)と Jリーグの村井満チェアマン(右)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「J→18日再開」「プロ野球→20日開幕」を前提にして動く。3日に連絡協議会の初会合を実施。

 一般社団法人日本野球機構(NPB)と公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は3月2日、新型コロナウイルス感染拡大と予防に向けて、合同で「新型コロナウイルス対策連絡会議」を発足させると発表した。3日に最初の会合を行い、3月中旬を目途に医師ら3人で構成される「専門家チーム」の意見などを踏まえた取りまとめや答申を得て、それぞれの団体が意思決定を行う。

 今回はJリーグの村井満チェアマンからの呼びかけで実現し、NPBの斉藤惇コミッショナーとともに同日記者会見を実施した。

 まず2団体による発足になったが、他競技団体にも積極的に情報を開示していく。2団体からのスタートとなったことについて村井チェアマンは次のように説明した。

「Jリーグは18日に再開を希望し、NPBは3月20日開幕と、いずれも限られた日数のなか、今回はまず機動性を重視して対策は二者間で行うことにしました。ただし逆に、私たち二者だけのためではないという同意のもとでスタートもしています。情報公開は即日にしっかり行っていきます」

 また村井チェアマンは「(プロ野球との連携について)リーグの組織間の連携はこれまでもある程度ありました。意思決定する際、直接連絡を取り合う関係ではありました」「(今後の会議について)18日の再開を目途に逆算し、まず3日に実施し、複数回だとしても断続的に間隔を短く行っていきたいと考えています」とも説明した。

 また、NPBの斉藤惇コミッショナーからは、オブサーバーとして参加する他競技もあるということが説明された。

 刻々と状況は変化するなか、現時点では、あくまでもJリーグは18日再開、プロ野球は20日開幕を”前提”に準備を続けている。そこからの逆算で対策を練っていくことが強調された。

 連絡会議を構成するメンバーは、NPBコミッショナーとプロ野球12球団のオーナー、またJリーグのチェアマン、理事・特任理事9人、日本サッカー協会スタッフ3人で構成される。専門家チームを構成するのは、賀来満夫氏(東北医科薬科大医学部)、三鴨廣繁氏(愛知医科大大学院)、舘田一博氏(東邦大医学部)の3人で、いずれも基本的にはスポーツ界との直接的な接点はない。斉藤コミッショナーは「そこでの忖度のようなことはなく、いただいた意見をもとに、それぞれの団体が最終決断を下すことになります」と説明があった。

 Jリーグは3月15日までのJ1・J2・J3・ルヴァンカップの全公式戦94試合の中断を決定。一方、プロ野球は2月29日から3月15日までのオープン戦と春季教育リーグの全72試合を無観客で実施する方針を発表していた。

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[取材・文:塚越 始]

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