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「大津ーエジガル」弾!横浜FMが松本を力でねじ伏せる

横浜FMのエジガル・ジュニオ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

エジガル・ジュニオは4試合連続通算8ゴールで得点ランクリーグトップに。

[J1 16節] 横浜FM 1-0 松本/2019年6月22日/日産スタジアム

 J1リーグ16節の横浜F・マリノス対松本山雅FCの一戦は、80分、ペナルティエリア内の左サイドをえぐった大津祐樹のパスをエジガル・ジュニオが反転しながらねじ伏せて先制に成功。これが決勝点となり、ホームチームが1-0の勝利を収めた。

 立ち上がりからアグレッシブに仕掛けるホームチームは幾度となく松本ゴールに襲い掛かる。11分にゴール前へ走り込んだ山田康太のシュートがポストを直撃。さらに18分、ゴール正面約25メートルの位置から天野純が放った直接フリーキックはクロスバーに嫌われる。

 さらに和田拓也、ティーラトンの両サイドバックも強烈なシュートを放つものの、松本ゴールを割ることができない。

 一方、松本もチャンスは作り出した。今季初出場の山本大貴と、永井龍が前線からのチェイスと背後を突く動きを怠らず、そこに中盤の選手たちも連動し、何度かショートカウンターを発動。しかし山本がフリーのシュートを外し、宮阪政樹のショットもバーを叩く。

 後半に入り、両チームともに選手を交代しながら攻撃の活性化を試みる。迎えた80分、途中出場の大津が5レーンのハーフスペースを突破で突き抜けクロスを放つ。これを受けたエジガル・ジュニオがシュートをねじ込み、ついに均衡を破った。

 エジガル・ジュニオは4試合連続通算8ゴールで、J1得点ランキングトップに立った。

 その後、松本は田中隼磨が決定的なシュートを放ったものの枠を捉えきれず……。最後までシュート精度を欠いてゴールをモノにできず、その差が結果となった。

 横浜FMは前節清水エスパルスに敗れたものの連敗せず、最近5試合4勝1敗。一方、松本は2連敗で最近3試合勝ち星なし。

文:サカノワ編集グループ

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