河野大臣の絶妙アシストで習近平主席が湘南ベルマーレに関心
湘南の梅崎司(7番)と杉岡大暉。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
G20サミットで「何というクラブですか?」。
[J1 17節] 湘南 – C大阪/2019年6月30日/Shonan BMWスタジアム平塚
今後、新たな展開もあり得るか――!? 大阪で開催中のG20(主要20か国)首脳会議(サミット)に参加するため来日している中国の習近平国家主席が、湘南ベルマーレに関心を示したそうだ。
湘南ベルマーレの元代表だった河野太郎外務大臣が、自身のツイッター( アカウントは @konotarogomam )で次のように呟いた。
「習近平主席はACLをフォローするサッカー好き。
安倍総理から、外務大臣はJリーグのクラブの代表取締役だったと紹介されたので、かつてのアジアチャンピオンで、昨年もタイトルを一つ総ナメにしましたと申し上げた途端、『何というクラブですか』。
湘南ベルマーレ、しっかりと主席の頭に刻まれました。」
そのように、習近平氏が大のサッカーファンだと分かり、すかさず河野外務大臣がアピールしたそうだ。
フジタの撤退により2000年から2005年まで、経営再建への目処がつくまで、河野氏は湘南の代表を務めていた。その後も湘南をあらゆる形でバックアップ。ツイッターでの湘南の「爆勝」「総ナメ」ネタは、多くのサッカーファンの間でも話題になっている(今回の「タイトル一つ総ナメ」ももちろんジョーク)。
その湘南は現在リーグ4連敗中で15位に低迷。2連覇の懸かったルヴァンカップもグループステージ敗退が決まってしまった。U-20ワールドカップで齊藤未月、鈴木冬一、コパ・アメリカ(南米選手権)で杉岡大暉と、5月から6月にかけて主力を欠くなか、星を落としてきてしまった。
コパも終わり、ようやく全員が揃った(杉岡は時差の影響が懸念されるが)。おそらく中国からも注目が集まる今週末の30日、セレッソ大阪戦で勝利を収め、反撃開始と行きたい!
文:サカノワ編集グループ