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香川真司はドルトムントと退団で「合意」。水曜日のチーム始動には…

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ベシクタシュ副会長が香川サイドと日本で直接交渉。

 日本代表のMF香川真司が、2020年6月まで契約を結ぶボルシア・ドルトムントから今夏で退団することで「合意」していると、ドイツのスポーツサイト『SPORT.de』が伝えている。

 また、ドルトムントは7月3日に2年目のリュシアン・ファーヴル監督のもとで始動を迎えるが、地元紙『ルール・ナッハリヒテン』は、フラムFCにレンタルされていた元ドイツ代表FWアンドレ・シュールレと香川は不在になると伝えている。

『SPORT.de』は「香川の場合、昨季終盤戦でベシクタシュに期限付き移籍した際、すでに退団することで合意していた。現に、新加入のトルガン・アザールが香川のつけていた23番を継承している」と報じている。

 また『ルール・ナッハリヒテン』は、「香川は現在移籍に関する情報待ちの状態で、ベシクタシュからは正式オファーが届いている。結果的に昨季レンタルしていた7人のうち、ジェレミー・トリアン(セルティック・グラスゴー)のみが復帰した」などと伝えている。

 トルコメディア『ファナティック』は7月2日、G20サミットでトルコのエルドアン大統領に伴って来日したベシクタシュのフセイン・ユジュル副会長が香川サイドと交渉の場を持ち、条件提示するとともに「新シーズンに向けた準備が間もなく始まります。私たちと一緒にシーズンをスタートさせたい場合、数日以内に最終決定を下してもらえますか」と伝えたという。香川獲得へ最も本気なのがベシクタシュか。

 また、スペインでのプレーを熱望する香川には、レアル・ベティスが獲得を検討していると言われるが、年俸はベシクタシュの200万ユーロ(約2億2000万円)の半値以下が提示されていると言われる。また、イングランドのチャンピオンシップ(実質2部)のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCも獲得を考えていると伝えられている。

[文:サカノワ編集グループ]

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