【Jの輪】下平匠、伊藤翔、そして欧州挑戦決断の天野純へ…元トリコロールのリレー

千葉の下平匠と鹿島の伊藤翔。(C)MARIKA│茉莉香

伊藤の言葉から天野がベルギーで成功を掴むためのポイントが浮かぶ!?

 JリーガーがJリーガーの友達を紹介していく連載「Jの輪」が新たな展開へ――。下平匠を経て伊藤翔がつないだのが、このほど横浜F・マリノスからベルギーのスポルティング・ロケレンへの移籍が決まった天野純だった。横浜FM在籍時に取材した天野の「Jの輪」を明日7月9日に公開する。

 今回は、最近の”つながり”を改めて確認しよう。

 ここ最近登場していただいた10人は――玉田圭司(V・ファーレン長崎)→大谷秀和(柏レイソル)→西大伍(鹿島アントラーズ)→千葉和彦(サンフレッチェ広島)→河原和寿(愛媛FC)→梅崎司(湘南ベルマーレ)→福元洋平(当時レノファ山口、現ヴェルスパ大分)→長谷川悠(V・ファーレン長崎)→下平匠(ジェフ千葉)→伊藤翔(鹿島アントラーズ)

 実に錚々たる顔ぶれだ。そのなかで最近は、下平、伊藤、そして天野と”横浜F・マリノスライン”が続いてきた。

 下平は伊藤について、こんなことを言っていた。

「2014年に同じタイミングで同い年として横浜F・マリノスに加入して、今季は同じタイミングで完全移籍することになった。プライベートはそこまでではないけれど、ピッチの上で本当に“息が合う”やりやすい選手だった」

 そんな88年生まれの仲間が、昨季のアジア王者鹿島で戦うことは、下平にも刺激になったという。 

「すべてのプレーが平均点以上。体が強く、相手に当てられてもブレない。シュートも上手い。この歳でアジアチャンピオンのクラブに行けるなんて、羨ましい(笑)。千葉が来季J1に昇格すれば、鹿島と、翔と対戦できます。僕も刺激を受けながら、離れているけれど切磋琢磨し合っていければと思います」

 近い将来、千葉と鹿島が対戦することになったら――。

 ◇ ◇ ◇

「そしたら僕は匠のいないサイドに行きますよ。ハハハ。頭がいい選手で、最後の最後まで粘り強く食いついてきますからね。匠を怖がって、逆サイドに行きます」

 そう語るのが伊藤だ。

 下平の高精度クロスあってこそ伊藤はストライカーとして進化を遂げられたと感謝を惜しまない。

 そんな伊藤がつないだのが、今季横浜FMの伝統の10番を掴み、そして欧州へと羽ばたいた天野純だ。伊藤は天野について、「普段はちょっと人見知り。でも、心を開くと喋る(笑)。口数がめちゃくちゃ多いわけではないですけれど、面白いですよ」と語っていた。 

 また、選手に認められてこその「横浜FMの10番」であり、果たして自分はその資格があるのか……そう悩んでいた天野に「誰も文句を言うヤツなんていないよ」と背中を押したが伊藤だったと、そんなエピソードも明かしている。

 心を開いて打ち解けられるような仲間を見つけられるかが、天野がベルギーで成功を掴むための一つのポイントにもなるか?

 その天野がつないだ選手はいったい誰か!?

 横浜FM在籍時に取材した天野の「Jの輪」は明日7月9日夕方にアップします!

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イラスト
PROFILE  茉莉香 MARIKA
イラストレーター・デザイナー。インスタグラムのアカウントは marika22_10。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。主にサッカー・フットサル選手のイラストや、スポーツウェアのデザインを制作。また日本のサッカーファンを代表して、FIFA Global Fan Movement メンバーとして活動中。

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