【横浜FC】不死鳥カズ天皇杯先発、相手大学生の心を鷲掴み

仙台大の応援団に手を振るカズこと三浦知良。(C)SAKANOWA

52歳のカズから17歳の斉藤へ交代――。3回戦は横浜ダービーに。

[天皇杯2回戦] 横浜FC 2-1 仙台大/2019年7月10日/ニッパツ三ツ沢球技場

 Jリーグ最年長52歳の横浜FCのカズことFW三浦知良が天皇杯2回戦・仙台大学戦、公式戦約3か月ぶりとなる先発出場を果たした。自身の持つ天皇杯の最年長出場記録を更新。瀬沼優司と2トップ(カズがややトップ下気味)を組み、前線からのプレッシングを怠らず、何度か攻撃の起点になるなど発奮した。試合は先制点を許した横浜FCだが、力でねじ伏せ2-1の逆転勝利を収めた。

 試合中にはカズコールを送っていたゴール裏の仙台大学の応援団に手を振って応える一幕も。すると、学生たちから「カズ、1点!」など大きな声援を受けた。

 瀬沼の高さを生かし、その背後をカズが突く――。そんなチームの狙いが感じられたものの、横浜FCはサイドの高い位置でボールを受けても、バックパスをすぐ選択してしまうなど、チグハグな攻撃が続いた。

 前半から仙台大のほうが多くの決定機を作り出し(前半の横浜FCの決定機はゼロ)、迎えた48分、仙台大の藤岡優也にシュートを突き刺され先制点を与えてしまう。

 4月18日に左大腿部を傷めて以来の復帰となったカズは、60分、同じくケガから復帰した斉藤光毅と交代に。52歳から17歳へ――時代を象徴するようなバトンタッチとなった。

 すると横浜FCが猛反撃を開始。75分、松井大輔が技ありの豪快なジャンピングボレーで同点に追いついてみせた。さらに81分、途中出場の戸島章が高い打点のヘディングシュートをねじ込み、逆転に成功。3回戦の横浜F・マリノスとの「横浜ダービー」にコマを進めた。

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads