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安部裕葵が正式加入!バルセロナ強化部「以前から追っていた」

バルセロナ加入が正式決定した安部裕葵。※FCバルセロナの公式ツイッターより

クラブ公式ホームページで伝える。トップ昇格時は「違約金121億円」。

 スペイン1部リーグのFCバルセロナは7月15日、メディカルチェックなどをパスしたFW安部裕葵の鹿島アントラーズからの加入を正式に発表した。

 クラブの公式ホームページによると、契約年数は4年で、移籍金(違約金)はバルセロナB所属時は4000万ユーロ(約48億5000万円)、バルセロナトップチームの場合は1億ユーロ(約121億円)に設定された。

 鹿島に支払われた移籍金は110万ユーロ(約1億3300万円)。

 つまり、バルサに加わったことで、安部の価値が現状ではバルサBであっても「約40倍」跳ね上がったことになる。

 安部はメディカルとフィジカルのチェックを経て契約書にサイン。瀬戸内高校から鹿島を経て加入。今季J1リーグで14試合1得点を記録し、日本代表でもデビューを果たした――ことなど、これまでのキャリアなどが紹介されている。さらに次のように”期待”も込められている。

「現在、2020年の東京オリンピック代表で、日本サッカーを率いることになるだろうと大いに期待されている。

 サイドハーフの選手であり、クラブの強化担当グループは、以前からその動きを追っていた。両サイドでプレーすることができるが、左サイドでのプレーが多く、内側でもプレーできる。バルサでそのプレーに更に磨きをかけるチャンスを手にすることになる」

 今年1月に20歳になったアタッカーは、ポテンシャルが高く評価されての加入となる。

 昨季鹿島で急激に進化を遂げ、それと比較すると鹿島の10番をつけた今季はやや成績の面では物足りずにいた。基本的に2年間はバルセロナBでプレーする予定だが、突き抜けるべきチャンスが訪れた時に、しっかりモノにしていきたい――鹿島で前だけを向いて、突き進んできたように。

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[文:サカノワ編集グループ]

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