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本田圭佑コートも隣に移設、金沢市の屋根付き1万人サッカー場整備が本格始動

金沢の清原翔平。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

観客席増設でJ1にも対応。公募型プロポーザルを公告。

 金沢市(山野之義市長)は7月16日、金沢城北市民運動公園で計画する「金沢市民サッカー場再整備工事に係る基本設計業務」で、公募型プロポーザルを公告した。

 今年3月に策定した「金沢市民サッカー場再整備基本計画」に基づき、老朽化していた金沢市民サッカー場に再整備に着手。今回の公募により、サッカー場基本設計業務を行う最適な候補者を選定する。

 施設規模は、アマチュアトップレベルの試合に加え、プロリーグの試合が開催できる施設とするため、「Jリーグスタジアム標準〔2019 年度用〕」のJ2基準を満たす屋根付きの1万人収容のサッカー場として、将来的にはスタンドの増設ができるスペースを確保する(※現状では、J1基準は収容1万5000人以上)。

 建設可能面積の敷地面積は約3万1000平方メートル 、容積率200パーセント 、建築面積約1万900平方メートル。なお、運動施設敷地面積は約9万800平方メートル。

 計画に伴い、整備計画の区画内にある本田圭佑クライフコート及びジュニアスポーツコートは同公園内に移設予定。既存のサッカー場は解体して跡地は多目的広場としての整備を予定している。駐車場の整備も進めるが、東金沢、磯部駅からは徒歩約20分でもある。

 また、必要な競技用設備、諸室スペースなどはJリーグスタジアム基準の2019 年度用に基づいた計画とする。既設公園施設には支障を生じさせない。

 プロポーザルの参加表明書の提出期限は7月31日、技術提案書の提出期限は9月10日。

 2023年の供用開始を目指す。ツエーゲン金沢のホームスタジアムとしての活用が予定されている。いよいよ金沢の新サッカー場整備に向けて、本格的に動き出す。

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[文:サカノワ編集グループ]

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