本田圭佑の2022年、カンボジアで「教育の分野」もサポートへ
シンガポールで開催されたスズキカップで指揮する本田圭佑。(Photo by Yong Teck Lim/Getty Images)
現地メディアが報じる。「カンボジアにいる全ての子供たちにとってのチャンスに」
2022年の本田圭佑は、カンボジアで代表監督(登録上の役職名は、ゼネラルマネジャー)に加えて「教育」にも力を入れる――。
カンボジアメディア『クメールロード』は12月31日、「ありがとう。ホンダは2022年、サッカーだけではなく、この大きな分野でもサポートする」と題したレポートを掲載。本田が「教育」の分野にも本気で取り組むということだ。
本田の活動の“拠点”はサッカーであり、しかもカンボジアは2023年のSEA GAMES(東南アジア競技大会)開催地に決まっていて、そこにホスト国として参戦する。代表チームとしては、その大会への飛躍を期す1年となる。
ちなみに同大会での優勝を目指し、2021年10月にはカンボジアサッカー協会主体で、カンボジア国内のプロサッカーリーグが発足した。そして初代最高経営責任者(CEO)には、日本人の斎藤聡氏が就任している。
一方、35歳の元日本代表レフティは「2022には教育の分野について支援することを目指すという」。そのうえで、本田自身の次のようなコメントを紹介している。
「2022年はサッカーの教育のみならず、カンボジア全体の教育にも携わる予定です。皆さんがこのプロジェクトを一緒に楽しんで取り組んでくれることを願っています。それがカンボジアにいる全ての子供たちにとってのチャンスにつながります」
そのようにカンボジアで新たなチャレンジをしていくということだ。
また本田はリトアニア1部リーグのFKスードゥヴァ・マリヤンポレを退団し、選手としてはフリーエージェントとなっている。リトアニアではリーグ6試合・1得点と結果を残せず、チームもリーグ優勝を逃した。
12月はシンガポールで行われたAFFスズキカップ(東南アジアカップ)でのカンボジア代表の活動(グループステージ1勝3敗/6得点・11失点)に集中してきた。そして2022年、このままカンボジアでのプロジェクトが中心となっていくのだろうか。
あるいは、彼らしく何かしら規格外でありサプライズな一手を打つのか。“Keisuke HONDA”の新たな1年がスタートした。
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[文:サカノワ編集グループ]