Jリーグ移籍は?スアレスが来年6月でアトレチコと契約満了、MLSなど“2つの選択肢”
アトレチコ・マドリードのルイス・スアレス。(Photo by Aitor Alcalde/Getty Images)
ブラジルの2クラブも接触。最近“アジア挑戦”にも言及。
スペイン1部アトレチコ・マドリードのウルグアイ代表FWルイス・スアレス(Luis SUAREZ)が、2022年6月で契約満了を迎える。現地では契約を更新せず、ヨーロッパの第一線から退くのではないかと噂されている。そして、ここに来て、獲得に関心を寄せる具体的なチーム名も出てきた。
FCバルセロナから涙の退団を余儀なくされた昨シーズンはリーグ32試合・21ゴールを記録し、アトレチコ・マドリードのラ・リーガ制覇に大きく貢献。完璧なエンディングを迎えてみせた。
しかし、今シーズンはこれまでリーグ18試合・7得点。昨季と比較してしまうと、やや物足りない。加えてちょうど1週間前のセビージャFC戦、57分に交代を告げられたエースストライカーは苛立ちを表し、ディエゴ・シメオネ監督に不満を漏らしたと伝えられている。この“衝突”により緊張を高めている。
そうしたなか『フットメルカート』『ムンド・デポルティーボ』は12月27日、今季一杯で契約満了を迎えるスアレスには、かなりの数の“求婚者”がいると報じた。そしてアメリカとカナダで展開されているメジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミ、さらにはブラジル1部(セリエA)のSCコリンチャンス・パウリスタ、そしてサンパウロFCが名乗りを上げているそうだ。
年明け1月24日には35歳の誕生日を迎える。年齢的にも第一線のステージからは退くのではないか、と噂されている。であれば……FCバルセロナでチームメイトだったアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)もいるJリーグ行きも選択肢に入るか?
実際、スアレスは今年10月、『ESPN』のインタビューで将来の南米復帰について問われると、「アメリカやアジアでプレーし続けるかもしれない」と語っていたことが話題を集めた。
コロナ禍もひと段落がついた。近年はスター級のタレント不在が続き新規層を取り込む話題に乏しいJリーグにとって、この大物が加わるとなれば、大きな“熱”がもたらされるのは間違いないが――。
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[文:サカノワ編集グループ]