【浦和】次はW杯予選で再会だ!ナバウトがメルボルンVへ完全移籍
湘南戦で今季初ゴールを決めたナバウト。メルボルン・ビクトリーに復帰。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
インパクトを残した屈強ストライカー。オーストラリアの古巣へ復帰!
浦和レッズは7月25日、アンドリュー・ナバウトがオーストラリアのAリーグ、メルボルン・ビクトリーに完全移籍することが内定したと発表した。メディカルチェックで問題がなければ、正式契約となる。
アンドリュー・ナバウトは1992年12月17日生まれの26歳。メルボルン出身。178センチ・83キロ。FW 。これまでのキャリアは、メルボルン・ビクトリー―ヌグリ・スンビランFA(マレーシア) ―ニューカッスル・ジェッツ―浦和レッズ(2018年~)。
浦和ではJ1リーグ通算20試合1得点。今シーズンは8試合1得点。5月17日の湘南ベルマーレ戦、誤審に揺れて逆転負けを喫したあの試合で浦和での初ゴールを奪取。試合後、彼は「キャリアのなかでも最高の瞬間の一つでした。自分もこのゴールを待ち詫びていた。すごく時間が掛かってしまったけれど、ゴールを決めたあと、サポーターの熱狂的な声が届き、自分の中からも沸き立つ感情がありました。より高いモチベーションを得ました」と語っていた。
退団決定を受けてナバウトは次のようにコメントしている。
「この1年半、浦和レッズのファミリーとして温かく迎え入れていただき、サポートいただいた浦和レッズに関わるすべての方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。浦和のファン・サポーターの皆さんはいつも強烈に支えてくれました。埼玉スタジアムで、皆さんの前でプレーすることができなくなることはとても寂しいですが、残りのシーズン、そして浦和レッズの今後の成功を心から祈っています。ありがとうございました」
オーストラリア代表として2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)にも出場している。心は優しく繊細で、そんな自身を覆うような鎧のように屈強なフィジカルを最大限に生かした気迫溢れるアタックで、スタジアムを沸かせてきた。
今度はカタールW杯の最終予選にて、埼スタでの再会を果たしたい。さらには、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)での浦和との再戦も実現させたい!
[文:サカノワ編集グループ]
Title:URAWA REDS│Let’s meet again at the World Cup Final Qualifier! Andrew NABBOUT returns to Melbourne Victory.