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【浦和】鹿島戦へリカルド監督「特別な試合。しっかり戦いたい」。ACLでのメンタルの疲労考慮、試合2日前もオフ日を設ける

浦和のリカルド・ロドリゲス監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

指揮官交代で布陣も変化、クロスやトップ下への対応がポイントに。

[J1 28節] 鹿島 – 浦和/2022年9月3日18:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が9月2日、オンラインでの記者会見を行い、翌3日のアウェーでの鹿島アントラーズ戦に向けて抱負を語った。

 5月の埼玉スタジアムでのホームゲームは1-1のドロー。ただその時から監督はレネ・ヴァイラー氏から岩政大樹氏に代わり、リーグ最多得点の日本代表FW上田綺世もベルギーに移籍している。

 リカルド監督は次のように対策について語った。

「新しい監督になり、中盤がダイヤモンド型の4-4-2を採用するなど、スタイルがとてもハッキリしていると感じます。クロスを多用し、トップ下が前線に加わり、FWもチャンスを演出する能力の高さを持っています」

 そのように分析したうえで指揮官は、「私たちも高いレベルを、この試合で発揮しなければいけません。サポーターにとっても特別な試合。しっかり戦いたいと思います。川崎フロンターレ戦で敗れたあとなので、さらに厳しく来るはずです」と気を引き締めた。

 ACL(アジアチャンピオンズリーグ)の準決勝突破のあと、選手には3日間のオフが与えられた。さらに活動再開後、決勝進出を決めたご褒美の“プラス1日”で、鹿島戦2日前となる9月1日も特別にオフ日となった。指揮官は選手のメンタル面の充実を図るための措置だったと説明。「ACLのあとの1週間の流れを考え、フィジカル面というより、メンタル的にも、非常に良かったと思っています」と語った。

「現在チーム状態は、自分が来てからベストにある」とリカルド監督は語る。とはいえ、もちろんACLとリーグ戦は全くの別物。ここで鹿島に勝利し、上位争いに食い込んでいきたい。

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