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「実力と質の差を実感」シュミット・ダニエルほろ苦い6失点デビュー。シント=トロイデン開幕2連敗

シント=トロイデンでのデビューを果たしたGKシュミット・ダニエル。(C)STVV

昨季2位のクラブ・ブルージュに大敗を喫する。遠藤は後半から出場。

[ベルギーリーグ 2節] クラブ・ブルージュ 6-0 シント=トロイデン/2019年8月2日/ヤン・ブレイデルスタディオン

 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)2019-2020シーズンの2節、シント=トロイデンはアウェーで昨季2位の名門クラブ・ブルージュと対戦し、0-6の大敗を喫した。開幕からリーグ2連敗。ベガルタ仙台からシント=トロイデンに今夏加入したシュミット・ダニエルが初めてリーグ戦のピッチに立ったが、ほろ苦いデビューとなってしまった。遠藤航は後半開始から途中出場した。

 満員の観客でスタンドが埋め尽くされたなか、前半16分にデイビッド・オケレケに先制点を決められると、相手の勢いを止めることができず、前半だけで4失点を喫してしまう。流れを変えるべく後半開始から遠藤を投入したものの、さらに2点を追加。シント=トロイデンは力の差を見せつけられ、0-6で敗れた。

 シュミットは試合後、次のように振り返った。

「ケニー(・ステッペ)がケガで今週プレーできず、準備はしていたので(今日のデビューは)決してサプライズではありません。(試合を振り返り)前半の入りは良かったものの、1失点目がアンラッキーな形で決まり、もったいなかったな、と。あとは1対1の局面を作られ、もちろん僕も何本かは止めたいところでしたが、(クラブ・ブルージュと)実力、クオリティの差をすごく感じました」

 そのように完敗を認めるしかなかった。次節はホームで、昨季3位のスタンダール・リエージュと対戦する。強豪との連戦が続く。

 シュミットは「改めて守備の課題を見直してスタンダール・リエージュ戦に備えたいと思います。次はホームゲームで、サポーターのためにも勝利したいので、しっかり自分たちの課題を意識して取り組むだけだと思います」と、気持ちを引き締めていた。

 2試合でいまだ得点を奪えずにいるところは、チームとしての課題だ。昨季から大幅にメンバーが入れ替わったなか、シュミットと遠藤が何とかチームを支え、ここから再建を図っていきたい。

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Topics:Sint-Truidense V.V. GK SCHMIDT Daniel made his debut on Aug. 2 in a match against Club Brugge.

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