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ドルトムント集合写真に香川真司の姿なし、メンバーリストにも名前なし

ドルトムントの2019-2020メンバーの集合写真。※ドルトムントのクラブ公式ツイッターより

ベシクタシュは選択肢から消えたか。セルタ行きの噂は果たして――。

 ボルシア・ドルトムントは8月6日に全選手・スタッフの集合写真を撮影した。しかし、そこに香川真司とマクシミリアン・フィリップの姿はなかった。すでに新シーズンの開幕を告げるバイエルン・ミュンヘンとのドイツ・スーパーカップ(〇2-0)に臨んでいるチームは、U細部にわたるチーム作りを進めている。2020年6月までドルトムントと契約を結んでいる香川だが、果たしてこのあとの待遇はどのようになっていくのだろうか。

 マクシミリアン・フィリップに関しては、当初はVflヴォルフスブルク、アイントラハト・フランクフルトへの移籍が噂されてきたが、ロシアリーグへの移籍が濃厚と言われている。

 一方の香川は、本人が熱望するスペインリーグ移籍を目指し、1部リーグのセルタ・デ・ビーゴ入りが近づいていると言われるものの、すでにEU外の外国籍選手の3枠が埋まっているなど課題も残している。そんななか、トルコ側から「ベシクタシュJKのフィクレト・オーマン会長が『ベシクタシュからの年俸150万ユーロ(約1億8000万円)を蹴り、セルタの70万ユーロ(約8300万円)を選んだ』と明かした」などと言われてきた。

 ただし、セルタのフラン・エスクリバ監督が香川の獲得について、「まったく知らない、初めて聞いた」とメディアに話すなど、結局、どこまでが事実か掴めずにいる。またトルコメディアの一部は、日本からも香川にオファーが届いていると伝えている。また、その”暴露話”のあと、トルコ側の関心が下がったこともあり、香川に関する移籍話もあまり話題に上らなくなった。

 いずれにせよ、集合写真に姿がなく、メンバーリストには名前すら載らず、香川がドルトムントでプレーする可能性はほぼないということを意味する。クラブの黄金期を築いた一人として、今もサポーターからはアイドル視される存在ではあるが、クラブからは”非情”とも言える扱いを受けている。

 クラブ間の夏の移籍期間はプレミアリーグは8月8日、そしてドイツやスペインは9月2日(従来は8月31日だが、今年は週末にかかっているため、月曜日までとなっている)まで。もしかすると。そのギリギリまで決定が遅れる可能性もあるということか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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