横浜FCが熊本に逆転勝利!小川航基が2ゴールでJ2得点王、中村俊輔の引退試合を飾る
横浜FCの中村俊輔。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
熊本は4位で30日のJ1参入プレーオフ、ホーム開催権を得る。大分との九州ダービーに。
[J2 42節] 熊本 3-4 横浜FC /2022年10月23日14:00/えがお健康スタジアム
J2リーグ42節、横浜FCがロアッソ熊本に4-3の逆転勝利を収めた。小川航基が2ゴールを決めて、通算24得点でJ2得点王に。また引退を発表している横浜FCの元日本代表MF中村俊輔がスタメン出場し、最後のプレーを披露した。敗れたものの熊本は4位でフィニッシュし、30日に予定されるJ1参入プレーオフ1回戦のホーム開催権を獲得した。
中村は3-4-2-1のシャドーで先発し、ボールを引き出し、タックルを見せるなど60分までプレー。伊藤翔と交代して、スタジアム全体から大きな拍手を受けた。
小川は後ろに下がりながらのショットとカウンターからの豪快な一撃で2ゴール! 0-1、1-3と劣勢に立たされたチームに火を付けるとともに勝利をもたらし、まさにエースストライカーとしての存在感を示した。
試合後、中村は横浜FCのサポーターの前で胴上げされ、記念撮影に収まった。希代のレフティが、26年のキャリアを熊本の地で終えた。
熊本は敗れたものの、5位の大分トリニータもFC琉球に負けたたため、30日のJ1参入プレーオフ1回戦のホーム開催権を掴んだ。
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