「内容の濃い1年に」遠藤航がコメント。シュトゥットガルト期限付き移籍決定
シント=トロイデンの遠藤航。(C)STVV
シント=トロイデンではボランチとして経験を積み、ドイツでの挑戦権を得る。
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)シント=トロイデンVV(STVV)のMF遠藤航が8月13日、ドイツ・ブンデスリーガ2部のVfBシュトゥットガルトに期限付き移籍することが決まった。両クラブが正式に発表した。
遠藤は1993年2月9日生まれ、178センチ・75キロ。神奈川県出身。
これまでのキャリアは、湘南ベルマーレU-18-湘南ベルマーレ(2010年から2015年)、浦和レッズ(2016年から2018年)、シント=トロイデンVV(2018年から2019年)、シュトゥットガルト。
今季はベルギー1部リーグ3試合に出場。日本代表では通算20試合0得点を記録していた。2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)のメンバーにも選ばれている。
シュトゥットガルトは2度のブンデスリーガ制覇を経験している名門。しかし今季2部リーグに降格したため、1年での1部復帰を目指していた。新シーズンはすでに開幕し、これまで1勝1分の7位と、まずまずのスタートを切っている。
シュトゥットガルトの主力だったポーランド代表DFマルチン・カミンスキがヒザの前十字靭帯損傷により長期離脱を余儀なくされた。そのためクラブはすでにリストアップしていた遠藤に正式オファーを出し、即戦力候補として補強した。
シント=トロイデンの日本人選手は、GKシュミット・ダニエルとFW鈴木優磨の二人になった。
[文:サカノワ編集グループ]
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