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長崎の手倉森監督が審判への侮辱で2試合出場停止に

長崎の手倉森誠監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

フラッシュインタビューで「Jリーグの審判はおかしい」「このミスジャッジだったら最悪」と発言。

[J2 28節] 長崎 – 柏/2019年8月17日/トランスコスモススタジアム長崎

 Jリーグは8月15日、規律委員会でJ2リーグ27節のFC琉球対V・ファーレン長崎戦(スコアは3-2)で、長崎の手倉森誠監督が「審判員に対する侮辱または公然の名誉毀損行為」を行ったとして、2試合の出場停止処分を下した。

 Jリーグによると、琉球対長崎戦で手倉森監督が審判員を侮辱する言動をとった疑いがあるむねの報告を受け、規律委員会が映像を確認し、同監督に対してヒアリングを実施。事実確認を行ったうえ、(公財)日本サッカー協会競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同監督の行為は「審判員に対する侮辱または公然の名誉毀損行為」に該当すると判断し、2試合のベンチ入り停止処分を下した。

 この試合では、2-2で迎えた後半アディショナルタイム、途中出場のFWビクトル・イバルボが相手ペナルティエリア付近で琉球の選手の足がかかって転倒したように見えたが……東城穣主審は笛を吹かず、ノーファウルとしてプレーが続行された。するとその後の90+7分、上里一将のコーナーキックから和田凌が合わせて、琉球が勝利を収めた。

 手倉森誠監督は試合後のフラッシュインタビューで、そのイバルボが転倒したシーンについて、「2-2になったあと、あのミスジャッジ。あのPKを取れないあたりは、本当にJリーグの審判はおかしい。前日に審判が変わっているんですよ。それでこのミスジャッジだったら最悪です。我々も勝利を目指して戦っているなか、今シーズンはJ1でもいろんなミスジャッジも多いですが、あれを取れないんだったら話にならないと思います」などと発言していた。

 チームは3連敗を喫して、11勝4分12敗( 37得点・38失点)で11位。8月17日の28節はホームで首位の柏レイソルと対戦する。

▽手倉森監督の処分内容
【ベンチ入り停止試合】
8月17日(土)28節 V・ファーレン長崎 vs 柏レイソル
8月24日(土)29節 レノファ山口FC vs V・ファーレン長崎

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[文:サカノワ編集グループ]

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