スペインメディア「香川が直面する恐怖」やや大袈裟だが確かに…

サラゴサの香川真司。(C)Real Zaragoza

ドルトムント時代のバス襲撃事件を回顧したうえで。

[スペイン2部 2節] ポンフェラディーナ – レアル・サラゴサ/2019年8月25日/エル・トラリン

 ドイツ1部のボルシア・ドルトムントからスペイン2部のレアル・サラゴサに完全移籍で加入した日本代表MF香川真司が8月25日(日本時間26日1:00開始)、アウェーでのリーグ2節SDポンフェラディーナ戦に臨む。その試合を前に、スペインメディア『エル・デスマルケ』が「香川を直面する恐怖」と題したレポートを掲載した。

 不安を駆り立てるようなタイトルではある。すると記事では、ドルトムントのバス襲撃事件を振り返っている。

 香川がドルトムントに在籍していた2017年4月11日だった。チームバスがチャンピオンズリーグのASモナコ戦に向かうため、ホテルからホームのジグナル・イドゥナ・パルクに出発すると、生垣から発射された3発の爆発物により襲われた。香川も同乗していて、マイク・バルトラが左手首を骨折し、バイクに乗り警護していた警備員も負傷した。

 一時はテロの可能性も浮上したが、犯行声明がニセであることが判明。その後、ロシア系ドイツ人が株価操作を狙った犯行だったと判明した。

 そして今回の記事では、香川が事件後、「バスで移動することに恐怖を感じることがある。悪夢のように蘇ることがあります」と語っていたコメントを引用している。

 その事件を、なぜ、同メディアが回顧したのか?

 記事は、次のように展開する。

 サラゴサではこれから、数多くの長距離移動が待っている。さっそく香川にとって最初のアウェーゲームになる2節のポンフェラディーナ戦は、実に600キロも離れ、移動に6時間を費やすことになるというのだ。

 記事では、そうした移動がかなりの心労を伴うかもしれないと懸念する。と同時に「チームメイトのことをよく知る機会にもなるのではないだろうか」との期待も寄せている。

 ちなみに次回のアウェーゲームは9月8日のADアルコルコン戦。こちらはサラゴサからの移動距離は約320キロ。600キロと比べればかなり近くに感じるが……日本に置き換えると、福岡から鹿児島南部、大阪から広島、東京から福島あたりだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

Topics:What does “Shinji Kagawa of Real Zaragoza face terror” mean?

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