本田圭佑が訴える自分自身への投資論「方法論」より「モノサシ」に
本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「どんなに素晴らしい方法論でも…」持論を展開。
オランダ1部リーグ(エールディビジ)のフィテッセに加入した元日本代表の本田圭佑が11月14日、SNSのツイッター( アカウントは @kskgroup2017 )を更新して、自分自身への「投資」についての持論を展開した。
本田は次のようにメッセージを発信した。
自分のモノサシ作りに時間もお金も投資した方がいいですよ。
方法論じゃないです。
どんなに素晴らしい方法でも、基準や意識が低けりゃ意味ない。
#ほとんどの人は方法論に投資する
どこまでできるのか、どこまでやれるのか。体験から得られる「モノサシ作り」にこそ、どんどん投資すべきではないかと語っている。その突き進んでいくなかで経験はもちろん、仲間や友人など人との出会いを含め、得られるものも多い。
自分のモノサシ作りに時間もお金も投資した方がいいですよ。方法論じゃないです。どんなに素晴らしい方法でも、基準や意識が低けりゃ意味ない。#ほとんどの人は方法論に投資する
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) November 14, 2019
この国際Aマッチ期間、本田はカンボジア代表の実質的な監督(肩書はゼネラルマネジャー)として、11月14日にモンゴル代表との親善試合、そして19日にアウェーでカタール・ワールドカップ(W杯)2次予選の香港代表と対戦する。
加入の決定したフィテッセでは、この国際Aマッチによるリーグ中断期間にオランダでの労働許可証が下りる予定である。早ければ中断明けの11月24日(日本時間25日0時45分)から行われるスパルタ・ロッテルダム戦で”フィテッセデビュー”となる。ホームデビュー戦は12月8日(日本時間同20時15分)のフェイエノールト戦だ。
フィテッセはこれまで7勝2分4敗(24得点・19失点)の勝点23で5位。開幕から好調をキープしていたが、最近はリーグ3連敗を喫している。
CSKAモスクワ時代に本田とともに戦ったレオニード・スルツキ監督のもと、本田が救世主になれるか――。本田自身もまた新たなモノサシを手に入れようとしている。
[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Keisuke HONDA tweet about investment theory.