バルサB安部裕葵が新スタジアム初先発、ラフプレーに苦しみながらもインパクトを残す

バルセロナBでの安部裕葵。(C)FC_BARCELONA/(C)FCB

危険なタックルで相手にレッドカード。最後は9人の敵を崩しきれずドロー。

[スペイン セグンダB 2節] バルセロナB 2-2 ヒムナスティック・タラゴナ

 バルセロナFC・BチームのFW安部裕葵が9月1日、新スタジアム「ヨハン・クライフ・スタジアム」で行われたスペイン・セグンダB(実質3部リーグ)の2節・ヒムナスティック・タラゴナ戦、公式戦初先発を果たした。左ウイングで起用された安部は再三にわたってドリブル突破からチャンスを作り出してインパクトのある活躍を見せたものの、試合は2-2で引き分けた。

 会場は下部組織のために作られ、先日こけら落としされたばかりの新スタジアム。安部はファーストプレーでいきなりタックルで崩られ、その後も、危険なラフプレーに苦しみながらも何度も相手を翻弄していく。その中で、カットインや決定的なヘディングシュートを放つなどゴールに迫った。

 また試合終了間際には、カウンターから抜け出しビッグチャンスを作ったが……相手の一発退場となるスライディングタックルで、ふいにされた。

 エルネスト・バルベルデ監督らトップチームのスタッフが視察するなか、攻撃に変化をつける仕事を何度も見せた。2部リーグ復帰を本気で目指している、実力のあるヒムナスティックは交代枠を使い切ったあとにケガ人が出て、さらに安部へのラフプレーによるレッドカードで最終的に9人になった。しかし……バルサBはその相手を攻略しきれず、結局2-2で引き分けた。

 厳しいプレーにも文句を言わず立ち上がって戦っていた安部だが、足元や後方から思い切り削りに来る敵のプレーはあまりに露骨。そのあたりのレベルや環境が今後に向けて、やや不安を残した。

 安部はこのあと、東京五輪代表となるU-22日本代表チームの北中米遠征に帯同する。

 20歳の安部はバルセロナと4年契約を締結。2019-2020シーズンは基本的にバルサBでプレーし、トップチーム昇格を目指す。先日はトップチームでの練習にも参加した。鹿島では2019シーズン、リーグ14試合1ゴールを記録し、コパ・アメリカの日本代表でデビューを果たしている(国際Aマッチ3試合0得点)。

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Topics:Hiroki ABE made his debut at FC Barcelona B. 

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