岡崎退団のマラガ。選手登録できなかったのはラ・リーガのせい
岡崎慎司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
クラブが声明を発表。来季、岡崎が望めば復帰!?
スペイン2部リーグのマラガCFは、クラブを退団してSDウエスカに加入した岡崎慎司について、移籍市場の期間まで選手登録できなかったのはラ・リーガ(スペインリーグ)のせいだとする声明を発表した。
最終的に、岡崎とホセ・ロドリゲスの二人が選手登録できなかった。声明によると、マラガは新戦力を登録できるように最大限の努力をして、アブドゥラ・アル・タニ会長やクラブスタッフは正確に指示された業務を遂行。岡崎はフリートランスファーの選手であるものの、給与制限の対象選手であると言われたことで届け出の修正業務も行ってきたが、ラ・リーガに認められなかったという。何かしら考え方に齟齬が生じていたようだ。
この経営状況は数か月以内には改善される、とも強調している。
また、マラガは、岡崎がプレーできる状況を優先して契約解除に至り、来季、状況によっては復帰復帰することでも基本合意していると伝えている。
なお、ホセ・ロドリゲスは先に退団してフリートランスファーとなり、8月18日にドイツ・ブンデスリーガ1部のマインツに移籍している。
一方、岡崎は退団が決定した直後の9月3日、自身のSNSのツイッター( アカウントは @okazakiofficial )で、次のようにマラガへの感謝を伝えていた。
「自分が選んだ道に後悔はないし、マラガのクラブ、ファン、チームメイト、スタッフは自分を家族の一員にしてくれた。
本当に居心地が良かった。
短かったけど、僕はこの時間を忘れないし、チャンスがあればマラガのためにまたプレーしたいと思う。
これからもマラガの成功を願っています。
ありがとう」
岡崎はウエスカの全体練習に合流。ようやく腰を落ち着かせ、スペインデビューを目指す。
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Málaga CF Statement about Shinji Okazaki and José Rodríguez.