長谷部誠は契約延長する?フランクフルト地元紙が来季予測
フランクフルトの長谷部誠。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
昨季12月の段階で更新し、2020年6月まで結ぶ。
ドイツ・フランクフルトの地元紙『フランクフルター・ルントシャウ』は9月10日、ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトのメンバーのうち、今季(2019-2020シーズン)いっぱいで契約満了を迎える選手について、早くもその動向について予測するレポートを掲載した。
昨年のロシア・ワールドカップ(W杯)限りで日本代表を退いた35歳の長谷部誠は、ドイツに渡って12年目、フランクフルトで6シーズン目を迎える。フランクフルトとは昨季のウィンターブレイク前の早い段階で、2020年6月までの1年契約を更新している。
今季これまでブンデスリーガ3試合、ヨーロッパリーグ予選5試合、DFBカップ1試合と計9試合に、主にリベロとしてフル出場。公式戦では、第1戦で5-0と大勝を収めたヨーロッパリーグ3次予選、FCファドゥーツ(リヒテンシュタイン)とのホームでの第2戦のみターンオーバーにより欠場している。
その長谷部について、同紙は次のようにコメントしている。
「この日本人選手は現在35歳ではありますが、にもかかわらずフランクフルトの守備に不可欠な存在です。彼は守備陣のリーダー(頭脳)であり、コンスタントに強烈なパフォーマンスを発揮しています。改めて1年間、契約を延長する可能性が非常に高いです」
そのように予測をしている。
長谷部が拒否する考えがない限り、基本的には契約延長するだろう――ということだ。
このほか、マルコ・ルスは「契約延長する可能性が高い」、ニコラス・ミュラーは「次の冬に放出するか、少なくとも今季末には満了を迎える」、ジョナサン・デ・グズマンは「現在の状況が続けば、今季いっぱいまでか」など、かなり現実的に評価をしている。
なお、鎌田大地は2021年6月までの複数年契約を結んでいる。
フランクフルトは昨季ベスト4まで進んだヨーロッパリーグで、今季も本選出場が決定。ブンデスリーガでは、これまで2勝1敗でボルシア・ドルトムントなどと並んで5位タイの勝点を挙げている。
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[文:サカノワ編集グループ]
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