【名古屋】風間八宏監督が解任へ。後任はベンゲルら候補もマッシモ有力?

名古屋の風間八宏監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ポポヴィッチの名前も挙がったが。21日のファン感謝デーで発表か。

 J1リーグの名古屋グランパスが9月21日にも風間八宏監督を解任することが決定的となった。20日のラグビー・ワールドカップ(W杯)で日本代表がロシア代表に勝利を収めた興奮冷めやらぬなか、地元の複数メディアが一斉に報じた。

 後任には、名古屋で指揮を執った経験のあるアーセン・ヴェンゲル氏(前アーセナルFC/プレミアリーグ)、ドラガン・ストイコビッチ氏(広州富力/中国1部)、さらに近年J1で指揮を執った経験のあるランコ・ポポヴィッチ氏(前SKNザンクト・ペルテン/スイス・元大分トリニータ、FC東京など)、マッシモ・フィッカデンティ氏(前サガン鳥栖)など外国籍の監督が候補に挙がっていた。現在無所属のなかから絞られ、フィッカデンティ氏の就任が有力視されている。

 名古屋は12節以降、リーグ戦で2勝しか挙げられず、現在、8勝7分11敗(39得点・40失点)の勝点31で11位(勝点は15位の浦和レッズとタイ)に低迷し、J1・J2入れ替え戦枠である16位のサガン鳥栖に勝点4差(J2自動降格圏17位の松本山雅FCには勝点7差)まで詰め寄られていた。また、7月3日の天皇杯2回戦で鹿屋体育大に0-3で敗れたことで、急速に風間監督から人心が離れていった。それでも再浮上のキッカケを掴もうと、横浜F・マリノスから山田康太を獲得するなどテコ入れを図ったものの、低迷打破とは行かなかった。

 風間監督は1961年10月16日生まれの57歳。あらゆるポジションからゴールに迫る攻撃的スタイルを標榜し、J2に降格した2017年から名古屋を率いて3位からプレーオフを制して、1年でのJ1復帰を果たした。J1では元ブラジル代表FWジョーを前線に据えて、2年連続で開幕スタートに成功するなど、ハマった時の強さを発揮。背後を突かれた際の守備には目をつむってきたが、その守備面の課題が仇となり、2012年から2016年まで率いた川崎フロンターレに続き、無冠に終わることになる。

 名古屋は9月21日に名古屋グランパスファン感謝デー「LOVE GRAMPUS Festa 2019」をパロマ瑞穂スタジアムで開催する。このイベントのなかで、あるいは終わったあとに正式に発表されるか。

 チームは再開後の9月28日の27節、サンフレッチェ広島とアウェーのエディオンスタジアム広島で対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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