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ブラジルでも波紋!ジョー金銭要求? 名古屋が「FIFAに提訴」

名古屋でプレーするジョー。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

地元の複数メディアが話題に。元セレソンFW、今年1月以降はケガの影響で練習参加できず…。

 J1リーグの名古屋グランパス(株式会社名古屋グランパスエイト)が6月21日、元ブラジル代表FWジョー( Joao Alves de Assis Silva = Jo )を契約解除し、この件をFIFA紛争解決室に委ねたと発表。すでにSCコリンチャンス・パウリスタへの加入がブラジルで発表されていただけに、この「FIFAに提訴」のニュースがブラジルで話題になるとともに、波紋を広げている。

 コリンチャンスの情報を扱う『 Meu Timão』は現地21日、「名古屋グランパスがジョーの契約解除を確認、FIFAに提訴」と題したレポートを掲載した。記事では、名古屋がクラブ公式で発表した「正当な理由により」ジョーと契約解除に至ったことなどをアナウンス。一方、コリンチャンスが17日にジョーの獲得を公式サイトで報じた点にも触れている。

 また、ジョーは1月のキャンプ以降、ケガの治療のためトレーニングに参加せず、一時帰国していたという情報も伝え、「本人はそのことについてコメントしていなかった」という。192センチある左利きのストライカーは、2021年1月まで名古屋と契約を結んでいた。そして今回、コリンチャンスとは2023年12月までの契約を締結している。

 さらにブラジルメディア『グローボ』は、「ジョーは受け取る権利があると考える金銭面について話し合っている。名古屋はジョーが退団する具体的な理由、FIFAに問題を委ねた理由も明らかにしていない」と報じている。

 名古屋は21日に公式サイトで、「株式会社名古屋グランパスエイトは、正当な理由によりジョー選手との契約を解除したことをお知らせします。 なお、この件につきましては現在FIFA Dispute Resolution Chamber(FIFA紛争解決室)に委ねています」と発表した。

 一方、コリンチャンスは現地6月17日にクラブ公式サイトで、ジョーを獲得したと正式にアナウンスしていた。また、その翌日からジョーはオンラインでのトレーニングにも加わったという。7月1日には全体練習が再開される予定だ。

 ジョーは1987年3月20日、ブラジル・サンパウロ州出身、33歳。コリンチャンスの下部組織からトップチームに昇格し、その後、ロシアリーグのCSKAモスクワ、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティやエバートンFCなどでプレー。2017年に復帰したコリンチャンスに2冠をもたらした。そして2018年に名古屋へ完全移籍で加入。同年にリーグ32試合・24得点を記録し、Jリーグ得点王に輝いた。 昨季はリーグ32試合・6得点。

 ジョーはコリンチャンス加入決定に際しクラブ公式サイトで、「このシャツ(ユニフォーム)を再び着ることができて、とても嬉しく思います。私は大きな愛とリスペクトを抱いています。たくさんの熱狂的な皆さんのいるホームに戻ってきました!」とコメントしていた。

 契約の問題とあって、今回の新型コロナウイルスによる中断も何かしら影響したに違いない。そうしたなかで名古屋が毅然とした態度で問題解決へ向き合ったとあり、今後の推移を見守りたい。

関連記事:【移籍情報】名古屋FWジョーがコリンチャンス復帰「このシャツを再び着られて嬉しい」。ブラジルのクラブ公式サイトで発表

[文:サカノワ編集グループ]

 

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