【移籍情報】名古屋FWジョーがコリンチャンス復帰「このシャツを再び着られて嬉しい」。ブラジルのクラブ公式サイトで発表
コリンチャンスへの復帰が決まった名古屋のジョー。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
2018年のJ1リーグ得点王。元ブラジル代表ストライカーが3年ぶりに母国へ。
ブラジル・セリエAのSCコリンチャンス・パウリスタは現地6月17日、クラブ公式サイトで、名古屋グランパスのFWジョーを完全移籍で獲得したと発表した。同クラブへの3年ぶりの復帰となる。契約は2023年12月まで。
ジョーは1987年3月20日、ブラジル・サンパウロ州出身、33歳。192センチ・92キロ。左利きのストライカー。コリンチャンスの下部組織からトップチームに昇格し、その後、ロシアリーグのCSKAモスクワ、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティやエバートンFCなどでプレーし、2018年にコリンチャンスから名古屋に完全移籍で加入。さっそくリーグ32試合・24得点を記録して、Jリーグ得点王に輝いた。 昨季はリーグ32試合・6得点を記録している。
コリンチャンスの公式サイトで、ジョーは「このシャツ(ユニフォーム)を再び着ることができて、とても嬉しく思います。私は大きな愛とリスペクトを抱いています。たくさんの熱狂的な皆さんのいるホームに戻ってきました!」とコメントしている。
コリンチャンスでは2017年にカンピオナート・パウリスタ、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAのタイトルをもたらし、ジョー自身もカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAの MVPと得点王を受賞。他にも2002年にコパ・ド・ブラジル制覇なども果たしていて、まさにクラブのレジェンドとなっている。
ブラジル代表としても2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)に臨むなど20試合・5ゴールを記録(U-23ブラジル代表としても2008年の北京オリンピックで銅メダル獲得)。名古屋でもゴール前で別格の存在感を放ったストライカーが、新型コロナウイルスの影響もあって今季、Jリーグのピッチには立てないまま、ブラジルへと復帰することになった。
関連記事:【移籍情報】FCソウルがG大阪FWパトリック獲得を計画。韓国紙が報じる
[文:サカノワ編集グループ]