【川崎】「まずは路上から」大久保嘉人が明かした中村憲剛と約束した引退後の仰天プラン
川崎でともにプレーした中村憲剛(左)、大久保嘉人(右)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「憲剛さんは思いを言葉にすることが上手いので、デビュー曲の歌詞を考えておいてください」
2年ぶり三度目のJ1リーグ制覇を成し遂げた川崎フロンターレは12月21日、『おフロの恋人! LOTTE presents「中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会」』をホームスタジアムの等々力陸上競技場で開催した。多くのファンとサポーターを前に、クラブのレジェンドとしてスパイクを脱ぐ決意をした中村憲剛の現役18年間を振り返るとともに、その功績を称えるさまざまなイベントが行われた。
そのなかで、中村と川崎の一時代を築いた多くの元チームメイトが登壇。あいさつに立った大久保嘉人(現・東京ヴェルディ)が、自身も引退を考えいたなかで、中村から引退するという報告を受けたこと。そして大久保はまだ現役にこだわる決意を語った。
「2013年に川崎フロンターレに移籍してからは、本当にサッカーが楽しくて、憲剛さんのパスは、自分のサッカー人生にとって、大きな宝物です。本当に感謝しています。
そして家族旅行にも行きました。そして家でご飯を食べた時、サッカーを辞めたら一緒に歌手デビューをしようかという話もしました。
まずは路上ライブからスタートしてやりたいね、と言うところまで話したこと、今でも覚えています。憲剛さんは思いを言葉にすることが上手いので、デビュー曲の歌詞を考えておいてください。
僕も憲剛さんに伝えたいこと、感謝の気持ちを言葉にしたいですが、本当に言葉にするのが得意ではないので、またサッカーの話をとことんしましょう。
自分はあと少し現役でやりたいと思っています。
でも引退したら、現役中にできなかった海外サッカーを見に行ったり、一緒にしたいと思います。18年間、選手生活、お疲れ様でした。これからもともに、Jリーグや日本のサッカーを盛り上げていきましょう。
ありがとうございました」
そんな引退後の仰天プランも明かされた。ちなみに二人ともそこまで歌は上手くないがダブルボーカルで、コンビ名も決めているという。“夢のデュオ”は実現するのか、確かにどんなメッセージを届けるのか、ちょっと聞いてみたいところだ。
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[文:サカノワ編集グループ]