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“W杯男”本田圭佑がラグビー日本代表に「あと一つ、少なくとも」

本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

決勝トーナメント初勝利へ思いを馳せる。

[カタールW杯アジア2次予選] カンボジア代表 – イラク代表/2019年10月15日/プノンペン・オリンピックスタジアム

 元日本代表の本田圭佑が10月14日、ラグビー日本代表のワールドカップ(W杯)でのベスト8進出を受けて、次のように自身のSNSのツイッター( アカウントは @kskgroup2017 )を更新して、桜のジャージにエールを送った。

Congratulations! One more at least ! @JRFUMedia

 ※@JRFUMedia はラグビー日本代表(日本ラグビーフットボール協会)のアカウント

「おめでとう! あと一つ、少なくとも! ラグビー日本代表」

 そのように決勝トーナメント1回戦突破、”あと1勝”へ期待を寄せている。「少なくとも」と、より具体的に呼びかけているところが本田らしいところか。

 本田自身は2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)から日本人選手として初めて3大会連続でゴールを決めてきた”W杯男”である。ただ、決勝トーナメント1回戦は二度(2010年、2018年)のチャレンジで越えることのできなかった。サッカー日本代表にとって、これまで「最大の山」として立ちふさがってきた。

 競技もレギュレーションも異なり、ラグビーW杯はベスト8の戦い。ただ、急激かつ一段と注目度が高まる”W杯”の決勝トーナメント初戦――その自身が超えられなかった最初の関門突破に思いを馳せている。ラグビー日本代表は10月20日の準々決勝、南アフリカ代表と東京スタジアム(味の素スタジアム)で対戦する。

 本田自身は、カンボジア代表の実質監督であるゼネラルマネジャー(GM)として、10月15日、カタール・ワールドカップ2次予選、ホームでイラク代表と対戦する。10日のイラン代表戦では0-14という大敗を喫したものの、試合後には「カンボジアの未来を諦めていません。0-14で負けましたが、現在地を知る機会になりました」と語っている。グループ内でイランに続く強豪との戦いになるが、どのように立て直して臨むのか注目される。

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[文:サカノワ編集グループ]