サラゴサついにブーイング…香川は先発出場も連敗でホーム4戦勝ち星なし
サラゴサの香川真司。(C)Real Zaragoza
ターンオーバーで先発復帰した香川は途中交代、神妙な顔つきでベンチへ…。
[スペイン2部 12節] サラゴサ 1-2 ミランデス/2019年10月20日/エスタディオ・デ・ラ・ロマレーダ
スペイン2部リーグのレアル・サラゴサ対CDミランデスの一戦、ホームのサラゴサが1-2で敗れた。これでリーグ2連敗、ホームでは4試合勝ち星なしとなった。香川真司はターンオーバーから先発復帰を果たしたものの攻撃面で持ち味を発揮できず、69分に途中交代した。試合後にはホームのサポーターからチームに大きなブーイングも起きた。
順延されていた一戦がミッドウィークに組まれたサラゴサは変則的な日程での連戦に。元日本代表の香川とエースストライカーのルイス・スアレス、アンカーのイニゴ・エグアラスがターンオーバーから先発復帰を果たした。
ボールポゼッションでは上回るものの、相手がスピードで変化をつけた時に対応できない。その課題をこの日も露呈。カウンターから両サイドをえぐられて22分、61分とミランデスにゴールを決められてしまう。香川はスルーパスから惜しいチャンスを作り出したものの、試合を通じて見ると、なかなか脅威を与えることができなかった。69分に交代を告げられると、神妙な顔つきでベンチに下がった。
その後、アルベルト・ソロの豪快なヘディングシュートで1点差としたが、ホームチームはそのまま1-2で敗れた。
サラゴサは2連敗、ホームでは最近2分2敗と4試合勝ち星がない。香川はリーグ通算11試合2ゴールで、チームの調子を物語るかのように、5節のエストレマドゥーラUD戦(〇3-1)以来得点に絡めずにいる。
サラゴサは5勝4分3敗(17得点・12失点)で5位に後退。ただし、サラゴサのDFピチュ ・アティエンサは「この結果は妥当だと受け止める。ただ、私たちは5位にいる。状況は悪いが、ポジティブにも受け止める必要がある」と何とか前を向こうとしていた。
サラゴサは次節10月27日(日本時間28日0:00)、スポルティング・デ・ヒホンとアウェーで対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]