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元レアル&マジョルカのイバン・カンポが久保建英に送った助言とは?

久保建英。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ボルトンで中田英寿ともプレー。スペイン紙の取材に答える。

[スペイン1部 9節] マジョルカ 1-0 レアル・マドリード/2019年10月19日/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 RCDマジョルカがレアル・マドリードを1-0で撃破した『特別な夜』は、スペインでも大きな話題を呼んでいる。スペイン紙『マルカ』では、レアル・マドリードとマジョルカの両チームでプレーした経験のあるイバン・カンポ(45歳)が取材に応じ、そのなかでこの試合で後半途中から30分間プレーして勝利に貢献した日本代表の久保建英にアドバイスを送っている。

 イバン・カンポは主にセンターバックを務めた元スペイン代表選手。1997年から98年までマジョルカ (33試合・1得点)、1998年から2003年までレアル・マドリード(60試合・1得点)在籍した。イングランド・プレミアリーグのボルトン・ワンダラーズでは、中田英寿とプレーした経験がある。

 彼は『マルカ』紙で、次のように久保について語っている。

「彼は最高の状態ではないようです。ただ若いですからね、新しい環境に慣れなければいけませんし、それが普通のことです」

 そのうえで、次のように助言を送る。

「この国で初めてプレーすることになり、いくらか耐えることも必要になるでしょう。彼は動き方をもう少し覚えたほうがいい。何より大きな力を与えられる選手ですから、それを考えて身に付けてほしいです」

「学ぶべきものは多く、改善の余地はあります。カスティージャよりも、ラ・リーガでコンスタントにプレーするべきだと彼らが考えたのは、その通りだと思います。マジョルカがなかなか完璧に機能しないとしても、ここでプレーすることは良い考えだと思います」

 そのようにイバン・カンポは、久保がマジョルカでのプレーを選択したことを肯定的に捉えている。あとは地に足をつけて取り組んでいってほしい、という思いを伝えている。

 マジョルカは3勝1分5敗(7得点・12失点)で2部降格圏から脱出して、15位に浮上。一方、敗れたレアル・マドリードは5勝3分1敗(16得点・9失点)でFCバルセロナに抜かれて2位に転落した。久保はリーグ7試合(353分)1アシスト。

 マジョルカは10月26日(日本時間23時)、CDレガネスと対戦する。レガネスはこれまで0勝2分7敗で最下位。

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[文:サカノワ編集グループ]

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