ガラタサライ長友はロドリゴ、カルバハルと互角に渡り合う。しかしレアルに惜敗
長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
欧州CL、3戦ノーゴールでグループ最下位に。
[欧州CL GS3節] ガラタサライ 0-1 レアル・マドリード/2019年10月22日/チュルク・テレコム・アリーナ
UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ3節、トルコ1部リーグ2連覇中のガラタサライSKがスペイン1部リーグのレアル・マドリードをホームに迎え決定機を作り出したものの、0-1で惜敗した。長友佑都は3-5-2の左ウイングバックでフル出場。ボールの収めどころとなるキーマンとなったが、プレッシングを徹底してきたレアル・マドリードを崩し切れなかった。
グループステージ2試合を終えて、両チームともに1分1敗と勝ち星がなく、勝点3を目指して立ち上がりから激しい攻防が繰り広げられた。
長友はレアル・マドリードの右ウイングに入った18歳のブラジル人アタッカーのロドリゴ、サイドバックのスペイン代表ダニ・カルバハルと対峙する形に。ロドリゴの個人技には手こずりながらも、しっかり対応。セリエAのインテル・ナシオナル時代にこの舞台で数多くの歴戦を戦ってきた33歳の日本代表は、ピンポイントクロスから決定機を作り出すなど攻撃を活性化。守備に回るとどのように対処したらいいか若干戸惑うロドリゴの背後を効果的に活用した。
前半はボールポゼッション率ではガラタサライが上回ったが、ミスパスからトニ・クロースに通算100試合目の”記念試合”でシュートを決められ先制点を与えてしまう。後半に入ると、徐々に試合のペースもレアル・マドリーに握られる。終わってみればシュート数はガラタサライから見て7本対23本。序盤に作った3本の決定機を、ティボ・クルトワに止められたが……そこで1本決めておきたかった。
ガラタサライはグループステージで0勝1分1敗、0得点2失点のマイナス2でグループ最下位に。一方、レアル・マドリードは1勝1分1敗の3得点5失点のマイナス2で同2位に浮上している。
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[文:サカノワ編集グループ]