【移籍情報】香川サラゴサが緊急補強!原口元同僚の大型ブラジル人FWと交渉
サラゴサの香川真司。※レアル・サラゴサの公式ツイッターより
地元紙が報じる。元ブラジルU-19代表の30歳ジョナタスと決定間近か。
[スペイン2部 12節] サラゴサ 1-2 ミランデス/2019年10月20日/エスタディオ・デ・ラ・ロマレーダ
スペイン2部リーグのレアル・サラゴサが、緊急補強に動いている。サラゴサの地元紙『ヘラルド』は10月22日、昨季までブンデスリーガのハノーファー96でプレーし、現在フリートランスファーで無所属になっているブラジル人FWジョナタス(ジョナタス・クリスチャン・ジ・ジェズス)と交渉を行っていると報じた。このまま順調に話し合いが進めば、間もなく決定しそうだ。
サラゴサは開幕から前線を牽引してきたガーナ代表FWラファエル・ドワミーナ(今季リーグ9試合・2得点)が「健康上の理由」により、復帰時期未定の戦線離脱を余儀なくされた。そのためクラブはフリートランスファーから即戦力となり得る選手をリストアップし、ジョナタスと交渉を開始したという。
ジョナタスは1989年3月6日生まれ、ブラジル・ベチン出身の30歳。身長192センチの大型ストライカーだ。元U-19ブラジル代表で、これまでAZ、ブレシア・カルチョ、レアル・ソシエダ、ルビン・カザン、そしてハノーファー96などでプレー。昨季は原口元気とともにハノーファーでプレーしている。しかし肉離れなどにより、リーグ戦の出場は1試合にとどまっている。
香川の戦術眼とテクニック、チーム最多得点を決めているコロンビア人ストライカーのルイス・スアレスのスピードとフィニッシュワーク、そこにジョナタスの高さと強さが上手く噛み合えば、前線の活性化とこれまで以上の爆発が期待できる。香川にとって、楽しみな新相棒になりそうだ。
開幕から無敗と好調だったサラゴサだが、ドワミーナの離脱もあり最近はリーグ2連敗。ホームでは直近2分2敗と4試合勝ち星を挙げられずにいる。通算5勝4分3敗(17得点・12失点)で5位と、昇格争いに踏み止まるためには正念場を迎えている。
サラゴサは次節10月27日(日本時間28日0:00)、3勝5分4敗(12得点・13失点)で14位のスポルティング・デ・ヒホンとアウェーで対戦する。
関連記事:元レアル&マジョルカのイバン・カンポが久保建英に送った助言とは?
[文:サカノワ編集グループ]