メキシコで記事閲覧1位。本田圭佑の去就を古巣サポーターも心配

本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

SNSでの”オファー要求”を『アス』のメキシコ版が大々的に取り上げられる。

 オーストラリアAリーグのメルボルン・ビクトリーを退団してフリートランスファー(無所属)となっている元日本代表MF本田圭佑が10月25日、自身のSNSのツイッター( アカウントは @kskgroup2017 )で、「Why don’t you offer me? I’m sure that I’m still one of the best player in Asia.(オファーをしません? 私は間違いなく今なお変わらずアジアのベストプレーヤーの一人です)」投稿した。

 この話題は世界に駆け巡り、さまざまなメディアで扱われている。そうしたなか、2年前に在籍したCFパチューカのあるメキシコでも、かなり気になるトピックスになっているようである。

『アス』のメキシコ版では10月30日午後12時30分現在、アップから5日が経った「元MXリーガーの本田圭佑が仕事を見つけられずにいる」と題したレポートが、サッカーの記事閲覧ランキング1位になっている。

『アス』紙のメキシコ版では5日経っても、サッカーの記事閲覧1位に。※『アス』より

 パチューカはクラブワールドカップにも出場する実力と人気を兼ね備えた名門クラブである。そのチームをあらゆる面で牽引した選手ということもあって、古巣サポーターも、現在の状況を気にかけているようだ。

 記事では「パチューカから旅立って1年後、本田はプレーするチームを見つけられず、ツイッターでオファーの申し出をしています」と伝える。さらに、この投稿に反応したパチューカファンの、「パチューカに戻ってきて、愛しているHONDA!」「カムバック・パチューカ!」といったメッセージも紹介している。

 本田は2017シーズン、パチューカで36試合・13ゴール・8アシストを記録。アラブ首長国連邦(UAE)で開催されたクラブワールドカップにも出場し、3位に入った。

 パチューカ、そしてメルボルンでプレーしたあとの本田は、これまでいくつかのクラブから獲得の打診を受けたという。しかし「意中」のクラブからオファーが届かず、9月にはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、セリエAのACミランに対し、自らツイッターで獲得を打診する大胆な行動に出たものの、話は進展せずにいる。

 すでに欧州主要リーグの移籍市場は終わっているが、フリートランスファーの選手に関しては門戸が開かれている。

 本田は来年開催される東京オリンピックでの日本代表へのオーバーエイジ(23歳以上を3人招集できる)による招集と金メダル獲得を目標に掲げる。33歳のアタッカーは、9月16日に日本テレビの『ニュースZERO』に出演した際、自身の進退について次のように語っていた。

「引退はないです。(2020年の東京)オリンピックもあり、来てほしいというところからオファーがないので、今ちょっと片思いなところがあります。正直、待っているところはあります」

「来年の東京オリンピックに出て、そして勝つ、ということを自分の中で決めているので、ヨーロッパの納得のいくクラブでプレーする。そこが、僕の決めている条件です。(欧州1部?)それはもちろんですし、レギュラーとして試合に出ることで確実にオーバーエイジとして選ばれるような場所。そこで出られれば、必ず選ばれるようなクラブやリーグを考えています」

 中南米でのプレーは考えていないということか。であれば、Jリーグ復帰の芽も出てくるのだろうか? すでにメルボルン・ビクトリーを退団して5か月が経過しており、そのブランクも克服すべき課題になってきそうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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