【川崎×広島】等々力劇場、主役はマギーニョ「幸せな夜になりました」

川崎のマギーニョ。(C)SAKANOWA

失点に絡んだ直後、鮮やかな決勝弾! 広島は痛恨の1敗。

[J1 30節] 川崎 2-1 広島/2019年11月2日/等々力陸上競技場

 川崎フロンターレのブラジル人DFマギーニョがサンフレッチェ広島戦、失点に直結するクリアミスをしたものの、直後に攻撃参加から鮮やか決勝ゴールを突き刺し、チームに勝点3をもたらした。実に2か月ぶりとなるリーグ戦出場のチャンスで一つ結果を残し、ホームスタジアムは歓喜に包まれた。

 川崎の1点リードで迎えた82分、マギーニョが相手のフィードを後方にヘディングしたものの、これを読まれてレアンドロ・ペレイラに拾われてしまう。すると、そのままシュートを決められ、同点にされてしまう。

 しかし27歳のサイドバックは先ほどのミスを挽回しようと、一段と運動量を上げる。そして直後の84分、川崎の左サイドからのクロスが、ペナルティエリア内の右サイドにボールがこぼれる――。そこに走り込んだのが、川崎の26番だ! 颯爽を走り込んだマギーニョは右足をコンパクトに振り抜くと、ボールはまっすぐゴールネットに突き刺さり、再び勝ち越しに成功。これが決勝点になった。

 フル出場で貢献したマギーニョは試合後、次のようにヒーローインタビューで喜びを語った。 

「幸せな夜になりました。何よりチーム全員でこの勝利を掴めたことが嬉しいです。ミスであのような失点を喫してしまいましたが、そのあと自分のゴールで勝利できて本当に良かったです。

 長い期間なかなか試合に出られずにいましたが、前回(ルヴァンカップ決勝)から絡めて、今回もピッチに立てて本当に嬉しく思います。でも嬉しいのは、自分が試合に出られた以上に、全員で力を合わせて戦った結果がこの勝利につながったことであり、そのことを嬉しく思います。

 いつもサポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。このあとすべての試合に勝って、私たちの望む形につなげましょう!」

 ほぼ満員で埋まった等々力競技場に、さまざまな感情を生み出し、最後は歓喜をもたらした。紛れもなく等々力劇場の主役は、マギーニョだった。

 主力3人を出場停止で欠くなか、価値ある勝点3を掴み、首位鹿島アントラーズと同勝点のFC東京を8ポイント差で追走。一方、広島は浦和との連戦で勝点1しか積み上げられず、上位進出に失敗した。

 この先のシナリオはまだ誰にも分からない。ただ残り4試合、王者・川崎フロンターレが3連覇への希望をしっかりとつないだ。ここからアウェー連戦が続き、11月5日に浦和レッズ、そして11月9日に鹿島アントラーズとの大一番を迎える。

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[サカノワ編集グループ]

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