×

【浦和×川崎】中村憲剛不在感じさせずプリンス脇坂泰斗が決勝弾!

川崎の脇坂泰斗が決めた!写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

浦和は試合後にACL決勝第1戦の地、サウジアラビアへ。

[J1 32節] 浦和 0-2 川崎 /2019年11月5日/埼玉スタジアム2〇〇2

 浦和レッズのアジアチャンピオンズリーグ( ACL )決勝進出に伴い、この日に組まれた一戦、川崎の脇坂泰斗の鮮やかなミドル、さらに小林悠のヘディング弾で、アウェーチームが2-0の勝利を収めた。

 Jリーグ3連戦を経て、このあと中3日の11月9日に時差6時間あるサウジアラビアでACL決勝、アル・ヒラルとの第1戦を戦う浦和はターンオーバーを採用。汰木康也、マルティノスらこれまで出場機会を得られずにいた選手たちが先発する。ただ球際では高い集中力を発揮して互角に渡り合うものの、なかなか前線で崩すことができない。

 一方、前節出場停止だった家長昭博、谷口彰悟、車屋紳太郎が先発に復帰した川崎は、ボールポゼッションで上回り、ジワジワと攻め込む。レアンドロ・ダミアンのシュートがクロスバーを叩くなど、なかなかゴールを割ることができないが……。それでも35分、脇坂がミドルレンジから狙い澄ました一撃を突き刺し、アウェーチームに先制点をもたらす。

 後半に入ると、川崎は大島僚太を投入し、守田英正が右サイドバックに回る。基本布陣は4-2-3-1だが、攻撃時には田中蒼がアンカー的になって大島が前に押し出る攻撃的な4-3-3になって、浦和の5バック(3バック+ウイングバック)に対し数的優位の状況を作る。

 すると78分、家長からパスを受けた守田英正が右サイドからクロスを放つ。これを途中出場の小林悠がヘッドで合わせ、定石通りと言えるラインから貴重な2点目を決めてみせた。

 一方、ホームチームは阿部勇樹、関根貴大、興梠慎三とカードを切り反撃を試みたものの、ゴールを決め切ることができず。

 結局、川崎が2-0で勝利を収めてみせた。

 浦和はこのあとそのまま空港に向かい、飛行機に乗ってサウジアラビアへと向かう。

関連記事:【浦和】大槻監督の退場騒動、永木がエヴェを倒したのでは?JFA審判部が見解を示す

[文:サカノワ編集グループ]

Topics:Urawa Reds 0-2 Kawasaki Frontale.

Ads

Ads