【日本代表】「市場価格」ランキング。進藤、車屋が5位に食い込む
中島翔哉。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
9人入れ替え。日本人選手トップでもある中島が突き抜け、2位タイの山口らと”10倍以上”の差。
[キリンC杯] 日本 – ベネズエラ/2019年11月19日19:25/パナソニックスタジアム吹田
移籍専門サイト『トランスファーマーケット』のデータをもと、11月17日のキリンチャレンジカップのベネズエラ戦に臨む日本代表23人の『推定市場価格』をランキングにした。14日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のキルギス戦(〇2-0)に臨んだメンバーから欧州組の9人と入れ替わり、初選出のオナイウ阿道(大分)、古橋亨梧(神戸)、進藤亮佑(札幌)ら国内組が新たに加わる。
「推定市場価格」はあらゆるデータをもとに算出された”参考値”と言える。ただ、世界中のあらゆる選手と比較できる指標となっていて、サッカー界全体でどれぐらい”期待”されているかも感じ取ることができる。
欧州組ではあるがこのベネズエラ戦にも帯同している中島翔哉は2500万ユーロ(約30億円)で日本人全選手の中でダントツの1位。このあとの欧州組が今回抜けたため、2位とは今回10倍以上も開いた。
2位タイは、山口蛍、柴崎岳、原口元気の3人で、200万ユーロ(約2億4000万円)。そして5位タイに車屋紳太郎(川崎)、進藤亮佑(札幌)、浅野拓磨(パルチザン)の3人が170万ユーロ(約2億円)で入った。進藤が浅野と同じぐらいの評価というのは意外だ。車屋とともに国際Aマッチデビューを果たせれば――欧州のマーケットからも注目される存在になるか。
ちなみにU-22日本代表の同サイトでの「推定市場価格」トップは、久保建英と堂安律の1000万ユーロ(約12億円)。日本人選手全体でも中島に次いで2位タイ。
ランキングは以下の通り。
▽日本代表11月・キルギス戦メンバー(23人)の『推定市場価格』
※『トランスファーマーケット』参照
1位 中島翔哉 2500万ユーロ/約30億円
(MF/25歳/ポルト)
2位 山口 蛍 200万ユーロ/約2億4000万円
(MF/29歳/ヴィッセル神戸)
2位 原口元気 200万ユーロ/約2億4000万円
(FW/28歳/ハノーファー96)
2位 柴崎 岳 200万ユーロ/約2億4000万円
(MF/27歳/デポルティーボ・ラコルーニャ)
5位 車屋紳太郎 170万ユーロ/約2億円
(DF/27歳/川崎フロンターレ)
5位 進藤亮佑 170万ユーロ/約2億円
(DF/23歳/北海道コンサドーレ札幌)
5位 浅野拓磨 170万ユーロ/約2億円
(FW/25歳/パルチザン・ベオグラード)
8位 大島僚太 160万ユーロ/約1億9000万円
(MF/26歳/川崎フロンターレ)
9位 植田直通 150万ユーロ/約1億8000万円
(DF/25歳/セルクル・ブルージュ)
10位 中村航輔 130万ユーロ/約1億6000万円
(GK/24歳/柏レイソル)
10位 三浦弦太 130万ユーロ/約1億6000万円
(DF/24歳/ガンバ大阪)
12位 永井謙佑 120万ユーロ/約1億4000万円
(FW/30歳/FC東京)
12位 橋本拳人 120万ユーロ/約1億4000万円
(MF/26歳/FC東京)
12位 佐々木翔 120万ユーロ/約1億4000万円
(DF/30歳/サンフレッチェ広島)
15位 室屋 成 110万ユーロ/約1億3000万円
(DF/25歳/FC東京)
16位 鈴木武蔵 110万ユーロ/約1億3000万円
(FW/25歳/北海道コンサドーレ札幌)
17位 古橋亨梧 100万ユーロ/約1億2000万円
(FW/24歳/ヴィッセル神戸)
18位 オナイウ阿道 90万ユーロ/約1億円
(FW/24歳/大分トリニータ)
19位 権田修一 80万ユーロ/約9500万円
(GK/30歳/ポルティモネンセ)
20位 井手口陽介 70万ユーロ/約8000万円
(MF/23歳/ガンバ大阪)
21位 畠中槙之輔 60万ユーロ/約7000万円
(DF/24歳/横浜F・マリノス)
22位 荒木隼人 30万ユーロ/約3600万円
(DF/23歳/サンフレッチェ広島)
23位 川島永嗣 25万ユーロ/約3000万円
(GK/36歳/ストラスブール)
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[文:サカノワ編集グループ]