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「酸素マスクが必要だった」リバプールがウルヴスに逆転勝利、クロップが『緊急事態』察知。日本代表MF遠藤航はELで先発か

リバプールのロバートソンが逆転弾! (Photo by Naomi Baker/Getty Images)

「こういう展開では、チャレンジに行くのが少し遅れて2枚目のイエローをもらって終わり、というケースがよくあります」

[プレミアリーグ 5節] ウルブス 1-3 リバプール/2022年9月16日20:30( 現地00:30)/モリニュー・スタジアム

 イングランド・プレミアリーグ5節、リバプールFCはコーディ・ガクポ、アンドリュー・ロバートソン、ウーゴ・ブエノのゴールで、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFCに3-1の逆転勝利を収めた。加入からリーグ3試合連続で出場していた日本代表の遠藤航だが、今回ベンチ入りに止まった。

 インターナショナルマッチウィーク明け。どの選手にとってもタフで、コンディションの見極めは難しい。『リバプール・エコー』によると、レッズのユルゲン・クロップ監督は試合後の記者会見で、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターをハーフタイムで交代させた理由について次のように明かした。

「彼はやり遂げました。すでにイエローカードをもらい、前半のうちに、すでに疲弊していました。前半のアレクシスの判断はとても素晴らしかった。ただ、彼がこの1週間、酸素マスクをつけているところを見ましたが、前半プレーしている間、それが必要だと思う時が何度かありました。

 とにかくキツそうでした。こういう展開では、チャレンジに行くのが少し遅れて2枚目のイエローをもらって終わり、というケースがよくあります。(交代を告げた時)彼は決して落胆はしていませんでした。むしろホッとしていたのではないかと思います」

 指揮官はそのように新加入MFの交代理由を説明した。

 ここでは遠藤のカードは切られなかった。

 遠藤はまだリバプール加入後はイエローカードをもらっていない。ただ、そのプレーやコンディションで、似たような理由(警告をもらうのではないか……)により、空気など察知して、今回は起用が見送られた可能性もある。

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 リバプールはこのあとイギリス国内外のカップ戦との大連戦に突入。日本時間22日1時45分から、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ初戦でLASKリンツとアウェーで対戦する。遠藤はここで先発することが有力視される。

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