神戸のポドルスキがポーランドに移籍か。地元紙が「ビジネスも展開」

神戸のルーカス・ポドルスキ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

母国のグールニク・ザブジェに「この冬にも合流する可能性」。

 ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが、母国ポーランドの1部リーグに移籍か――!? ポーランドのスポーツ専門紙『Przegląd Sportowy』が11月20日、「ポドルスキが今冬、グールニク・ザブジェに加入か」と題したレポートを掲載し、移籍の可能性について言及している。

 記事によると、これまで伝えられている通り、ポドルスキは今シーズンでヴィッセル神戸との契約満了を迎える。これまでのところ、今後について(契約延長、あるいは満了で退団)のアナウンスはない。

 そうしたなか、ポドルスキは以前から地元のクラブであるグールニク・ザブジェでのプレーを希望し、そこでキャリアを終えることも選択肢の一つだと明言していたという。そこで、このタイミングで、「間もなくクラブに合流する可能性がある」と報じているのだ。神戸との契約満了を迎えるため、移籍金は生じない。

 ピッチ上のみならず、ビジネス面でも大きな効果をもたらす可能性があると期待を寄せる。『poldi=ポルディ』の世界的な知名度を生かし、すでに起業家しても、ケバブやアイスクリームショップを展開して成功を収めている。そのブランドを生かし、ポーランドでも海岸沿いの避暑地にショップを構える計画があるというのだ。

「サブジェの人々にとっては、とても歓迎される素晴らしい移籍になるだろう。スポーツ面への効果は分からないものの、マーケティング面やイメージ戦力で、大きなプラスが見込める」

 同メディアはそのように地元への計り知れない効果を見込み”歓迎”する。

 ポドルスキは1985年6月4日生まれ、ポーランド・グリヴィツェ出身の34歳。彼が2歳の時に家族がドイツへ移住している。そしてポルディはケルンの下部組織からトップチームへと昇格。さらにドイツ代表の10番を背負い、2014年のブラジル・ワールドカップで優勝を果たすまでの存在になった。

 また、ポドルスキはケルンへの復帰も希望してきたが、クラブはアンバサダー(大使)など特別職での招へいを望み、「戦力」としては考えていないというスタンスを示していた。一方、ケルンのマネジャーを務めるアルミン・フェー氏が今季限りで退団すると発表。もしかすると……何かしら対応に変化が起こるかもしれないという憶測も出ている。

 ポドルスキは10月13日付けの『ビルト』紙の日曜版で、「これまで神戸の強化担当者からのコンタクトはなく、おそらく日本での生活は契約満了となる年末で終わるだろう。だからどういった市場があるのかは今、気にかけているところだ」と語っていた。また、ケルンへの復帰について、「それは僕の心の声(Herzensangelegenheit=心の中に留めている、とても大切なこと)として常にある。ただ、それは二面性がある。一つはそのように望んでいること、しかし一つは過去に大きく状況は変わってしまっているということ」と口にしていた。

 さらにポドルスキは2020年の東京オリンピックでのドイツ代表へのオーバーエイジでの参戦を希望している。神戸は天皇杯準決勝進出を決めており、クラブ初の主要タイトル獲得へ、期待も膨らんでいる。神戸、あるいはJリーグ残留という選択肢も残っているだろう。

 グールニク・ザブジェは現在ポーランド1部リーグで現在、3勝7分5敗(12得点・19失点)で、16チーム中12位の成績を収めている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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