【浦和 ACL決勝】地獄の4連戦に大槻監督「以前は直前合宿も組めたが。クラブの蓄積にしたい」
ゴール裏のサポーターにあいさつをする興梠慎三ら浦和の選手たち。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
2年ぶり三度目の優勝ならず…。
[ACL 決勝 2nd] 浦和 0-2 アル・ヒラル/2019年11月24日19:00/埼玉スタジアム2〇〇2
※2勝のアル・ヒラルが優勝
アジアチャンピオンズリーグ( ACL )決勝の第2戦、浦和レッズはアル・ヒラル(サウジアラビア)に0-2で敗れ、2試合トータル0-3で敗れた。内容的にも完敗と言える内容だった。
今回、浦和は決勝進出決定後にJ1リーグの30から32節の日程が変更されて、時差7時間あるサウジアラビアの首都リヤドでの決勝第1戦(9日)まで中3日での調整を強いられた。
試合後の大槻毅監督は試合後の公式記者会見で、東地区と西地区の差について問われ、次のように語った。
「大きな資金力のあるクラブと戦ってきました。そうしたクラブの選手のクオリティ、特に外国籍選手のパワーを含め、難しいところはありました。もう一つ、アル・ヒラルと対戦するため西アジアに移動し、環境に適応するところで難しく、私たちに、もっとやれることがあったのかどうか。というところを含めて、クラブで取り組めるところは考えたい。
また、今まで私たちが決勝に進んだ時、少し第1戦目の前に合宿を行えたところもありました。今回はできませんでした。そういったところで、クラブの蓄積にはなったと思います」
そのように、決して4連戦のことを直接的には言わなかったが、そのように”クラブとしてできることを考えたい”と強調した。
「またこうした場面になった時、こういった経験がまた次に生きてくるのかなと。そういった意味で、何かこういった難しいところだけでなく、チャレンジして。それが我々の経験になって、我々だけではなく日本のなかでのサッカーの経験として蓄積されていくことが非常に大事になります。特にクラブ単位でのこうした大会では、重要になると思います」
そのように指揮官は”蓄積”という言葉を繰り返した。
浦和の出場選手は次の通り。
▼浦和レッズ
▽先発
GK
1 西川 周作
DF
4 鈴木 大輔
5 槙野 智章
31 岩波 拓也
MF
8 エヴェルトン
16 青木 拓矢
(88分→22 阿部 勇樹)
27 橋岡 大樹
41 関根 貴大
FW
7 長澤 和輝
(63分→10 柏木陽介)
12 ファブリシオ
(71分→14 杉本 健勇)
30 興梠 慎三
▽控え
GK
25 福島 春樹
DF
2 マウリシオ
MF
29 柴戸 海
3 宇賀神 友弥
▽監督
大槻 毅
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Asia Champions League FINAL; Urawa Reddiamonds – Al-Hilal FC.